D2CとD2C Rが基地局情報を活用した流通小売業向け「来店計測パッケージ」を提供開始

ドコモの基地局情報と会員基盤からIDベースで分析、広告配信から来店計測まで実現

デジタルマーケティング支援事業のD2Cと、グループのD2C Rは、NTTドコモが保有するデータを活用した分析と広告配信メニュー「来店計測パッケージ」の提供を始めたと2月5日に発表した。ドコモが保有する基地局情報を活用し、対象エリアや該当店舗に来訪しているユーザーを捕捉することで分析から広告配信、来店計測まで一気通貫で実施でき、店舗を保有する流通小売企業の販売戦略立案に役立てることができる。

「来店計測パッケージ」の3つのステップ

パッケージは「0次分析」「広告配信」「来店計測」の3ステップで構成。0次分析は基地局情報や会員データからユーザー属性・行動推計・興味関心を推定する「docomo Sense」を活用。商品やサービスの「ファン」を特定して特徴を抽出し、新規獲得と優良顧客化に利活用が可能なファンプロファイリング分析でペルソナ(顧客像)を作成する。広告配信は、そのペルソナに合ったセグメントを作成して実施する。

約1億のドコモ会員基盤データにもとづく契約者情報やアンケート、オンオフの行動データ、Web上の行動履歴、決済データ、アプリログ、位置情報などのデータを活用して広告配信する。来店計測は、ユーザー同意のもと取得したスマートフォンの位置情報から、指定した店舗へ来訪したであろうユーザーを抽出して来店人数を推測する。一連のステップは1つのIDで紐づいており、広告施策がどの程度来店に寄与したかを可視化できる。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

ティザー広告
ティザー広告は、商品・サービスのリリース前に情報を小出ししていくことで、興味・関 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]