ミーティングってホントに必要? 3割の社会人が本音では「不必要」と思っている【エミリス調べ】

「時間が長い」のに「結論が出ない」、そしてそもそも「話し合いにならない」という意見が上位。

エミリスは、「ミーティング」に関する調査結果を発表した。ビジネスパーソン436人が回答している。

ミーティングが必要だと思う理由、最多は「情報共有できる」

まず「会社で行っているミーティングの実施形態」を聞くと、「定例ミーティング」と必要に応じて行う「随時ミーティング」について、「両方している」52.7%が半数を超えたが、「随時ミーティングのみ」24.5%、「定例ミーティングのみ」15.5%、「ミーティングは行っていない」7.3%なども存在した。

次に「ミーティングで感じるストレス」について聞くと、「時間が長い」33.0%、「結論が出ない」16.3%、「話し合いにならない」13.5%が上位だった。

自由記述では「段取りが悪く必要以上に長いとイライラする」「誰も意見を曲げようとしない」「意見をまとめる人がいない」「遠慮して意見を譲り合い、結局話がまとまらない」「上司たちが話したいことだけを話して、社員の話を聞かない」などの回答が寄せられている。そのほかにも「世間話をしている時間が長すぎる」「書類に書いてあることをただただ読むのは、時間の無駄」など形骸化を指摘する声も多かった。

あらためて「ミーティングは必要だと思うか」と聞くと、「とても必要+まあ必要」が計68.6%。一方で、残る31.4%が不必要と考えていることもわかる。

そこでミーティングが必要だと思っている299人に「ミーティングが必要だと思う理由」を聞くと、「情報共有できる」31.1%が最多で、以下「意見をすり合わせできる」17.4%、「メール・チャットより効率的」12.4%が続いた。

逆にミーティングは必要ないと思っている137人に理由を聞くと、「必要なときだけすればいい」24.1%、「代替案がある」21.9%、「時間の無駄になっている」18.2%が上位だった。

なお「理想的なミーティングの時間」については、「かかる時間は案件にもよる」という声も複数あるが、平均27.7分。過半数が30分以内を選んでいた。

調査概要

  • 【調査対象】仕事をしている人
  • 【調査方法】インターネットによる任意回答
  • 【調査時期】2024年11月1日~15日
  • 【有効回答数】436人(女性268人/男性168人)
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