イー・ラーニング研究所は、小学生の子どもがいる親を対象に「教育トレンドトピックと教育現場の変化に関する意識調査」を実施した。
教育トレンドトピックと教育現場の変化に関する意識調査
「近年の教育現場における変化」を聞くと、「変化している」と回答したのは56%だった。

「新たな教育の取り組み」に対し「前向きに進められている」と評価した人は30.9%に留まり、「わからない」が54.2%と過半数を占める結果になった。

「教育現場をより良くするために必要なこと」を聞くと、「テストだけでない学習評価の在り方」が約7割(257)と最も多く挙げられ、次いで「教育方法の多様化」(237)や「生徒一人ひとりの個性に合わせた指導」(233)と続いた。生徒の多様な学び方を尊重し、一律の評価基準に捉われない柔軟な教育を求めている親が多いことが伺える調査結果となった。

「推進が進んでいるこれらの教育に関するキーワード」を聞くと、「非認知能力の育成」(207)が最も多く挙げられ、次いで「部活動の地域移行」(158)となった。

「2025年度において、教育現場でより一層強化すべきこと」を聞くと、「金融教育の推進」約8割(269)が最も多く、次いで「AIの活用やプログラミング教育の深化」(229)が続いた。

調査概要
- 【調査対象】小学生の子どもを持つ親、親族に子どもがいる方 計343人
- 【調査方法】紙回答
- 【調査期間】2025年2月5日(水)~2月28日(金)
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