朝日新聞社がコンテンツ制作支援ツール「ALOFA」ベータ版、文字起こし機能を提供
独自開発の音声認識エンジンと自然言語処理でスピーディーに高精度なテキストを生成
4/10 7:01 Web担当者/仕事 | AI | 便利ツール/サービス
朝日新聞社は、コンテンツ制作支援サービス「ALOFA」のベータ版の提供を始めたと4月9日に発表した。独自開発した音声認識エンジンと自然言語処理の最先端テクノロジーを活用し、記者やライターの制作・編集業務を支援する。次世代のコンテンツ制作トータルサポートツールで、ベータ版では文字起こし機能を提供。インタビューや記者会見の動画や音声ファイルをアップロードするとスピーディーに高精度なテキストが生成される。

文字起こし機能は、①ノイズに強い高精度な音声認識、②AI(人工知能)を活用したスピーディーな文字起こし把握、③ライティング業務に最適な文字起こしエディタ――の3点が特徴。雑音が入りやすいレコーダーでの録音音源でも高精度な文字起こしができる。AIが読みにくい話し言葉を整形したり、要約や目次を生成したりする機能を備える。大量の音声/動画ファイルの一元管理や、追いかけ再生、テキストデータの共同編集も可能。
面倒で時間がかかる文字起こし作業を自動化することで、制作時間の大幅短縮と業務効率化に貢献する。料金プランは、フリープラン、ビジネスプラン、エンタープライズプランの3種類を用意した。ビジネスプランは30日間の無料トライアルが可能。今後、文字起こし機能だけでなく、コンテンツ制作や編集業務の支援、業務改善につながる機能を追加していく。正式リリース時には料金プランが変更される可能性がある。
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