博報堂とDAZNが戦略的提携、スポーツでうまれる「感情」起点に新広告サービスを開発
AI活用でスポーツ観戦するファン感情をスコア化、観戦体験に連動した新たな広告配信
7:02 マーケティング/広告 | その他
博報堂はスポーツ動画配信サービス「DAZN」運営のDAZN Japan Investmentと「感情」を起点としたビジネス開発で戦略的提携契約を締結したと5月23日に発表した。生活者発想を起点にしたクリエイティビティに強い博報堂と、年間7700試合以上のライブ配信を手がけるDAZNが連携し、スポーツを通じて生まれるファンダム(熱心なファン集団)の熱狂や感動といった「感情」を起点にした広告プロダクトや新たなサービスを開発する。

両社でクリエイティブチーム「DAZN CREATIVE FOR BRAND」を組成し、広告主の課題やニーズに合わせたクリエイティブ表現を開発して広告パフォーマンスを最大化する。具体的な取り組みとして、AI(人工知能)を活用したスポーツ観戦時のユーザーやファンダム感情のスコアリングによる新たなスポーツ視聴体験、観戦中の感情に連動した広告配信、リアルとバーチャルを融合した観戦体験の開発などを予定している。
AI技術の進化により、スポーツの視聴方法の多様化や新たな観戦体験、ファンエンゲージメントの拡大などデジタルを活用したスポーツ産業の変革が注目されている。両社は広告プロダクトの共同開発や新しい広告事業・サービスの有効性検証を中長期で推進していく。将来的にはさまざまな業界・企業との協業も視野に入れ、日本のスポーツ界を活性化させるための施策も展開していく。
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