満足度を下げてしまうウェビナー事例と満足度を高める5ステップ
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ビジネス向けのウェビナーやライブ配信のサポートをしている品川動画配信スタジオです。
新型コロナウイルスの影響から、多くの企業が様々なウェビナーを企画・開催されるようになりましたね。無料でウェビナーを開催している企業も多く、参加者側の負担やハードルも低いため、情報収集の手段としてウェビナーへ参加されている方も多いのではないでしょうか。
そのような背景から、毎月1度はウェビナーに参加しているという方も増えており、昨年よりもウェビナー運営に求められるレベルは確実に上がってきているなと感じています。
ウェビナー実施でネガティブな印象を持たれる理由
例えば1年前の4月を振り返ってみると、大きな問題がない限り配信できていれば視聴者からネガティブなコメントや印象を与えることはありませんでした。
しかし視聴者もウェビナーに慣れてきていることから現在では、
- 内容がしっかりしていること
- 配信がちゃんと届いていること
は大前提として画質や音質、背景、運営なども含めて、トータルで良い・悪いの判断基準になってきている印象があります。例えばどんなに素晴らしいウェビナーの内容でも、運営が残念だと視聴者にがっかりされてしまう結果になってしまうのです。
労力をかけてウェビナーを開催したにもかかわらず、視聴者にがっかりされてしまうばかりか、企業評価まで下げてしまう…そうならないためにはどうすれば良いのでしょうか?
まずは視聴者がどのような時に「がっかり」してしまうのかを見てみましょう。
ウェビナー参加者が感じる「がっかり」事例
今回は私たち品川動画配信スタジオが、様々な企業をサポートしている中で見聞きした視聴者の「がっかり」事例をご紹介します。
1)手弁当(手作り)感がにじみ出てがっかり
初めてウェビナーを実施する企業や担当者が注意したいがっかりポイントです。特にZoomなどのウェブ会議システムを使う際には、運営がスムーズにいかない、画面共有でもたついてしまうなど、手作り感が出やすいポイントがあるので注意が必要です。
2)背景が自宅感丸出しでがっかり
企業説明会で説明している先輩社員のZoom背景に自宅が映っていたことから、生活感がありすぎてガッカリしたという学生からの感想がありました。意味のないバーチャル背景も良くありませんが、背景にも配慮することでがっかりを防ぐことができます。
3)騒音やノイズが酷くてがっかり
ウェビナー中にも関わらず、主催側の騒音やノイズが入ってしまうことで、視聴者からがっかりされてしまうケースです。関連部署だけが気を付けるのではなく、周りの部署にも協力してもらえる体制を作っておく必要があります。
さらに視聴者の満足度を高める方法
良くあるがっかりポイントを解説しましたが、いかがでしたでしょうか。ウェビナーを成功させるためには、がっかりポイントを回避するだけではなく、正しい手順で準備を進めていくことをオススメ致します。その5ステップが以下となります。
ステップ1 プラットフォーム
普段社内でも使い慣れていることから「ウェビナー=Zoom」で開催と考える担当者も多くいます。しかし全てをZoomで考えてしまうと、不要なトラブルを招いてしまうことも…。
例えば「動画を流したい」「高画質・高音質で視聴者に届けたい」「後からオンデマンドでも配信したい」という場合は、YouTubeライブやVimeoといったプラットフォームを選択肢に入れる必要もあります。
ステップ2 準備
ご相談を受ける中で多いのは「あれもやりたい」「これもやりたい」と一見すると、ウェビナーの内容とは関係のない部分にこだわる方も多くいらっしゃいます。
しかし目的やゴールから逆算したうえで、本当に必要な要素なのか?を考えることを推奨しています。「リアルイベントでやっていたから」という理由ではなく、今回のウェビナーで本当に必要なのかを考え、出来るだけシンプルな企画にすることをオススメします。
ステップ3 機材
カメラやマイクなどの周辺機器と合わせて、意外と見落とされがちなのがPCのスペック。そもそもウェビナーのためにPCを準備したという方も少ないと思います。
たまにお聞きするのが、Zoomで画面共有をしていたPCが強制終了してしまうという事例。またPCスペックではありませんが、Wi-Fiで開催していた講師のPCが落ちてしまうことも多いです。少なくともPCはバックアップ機も準備しておき、インターネットは有線LANで開催しましょう。
ステップ4 運営
プラットフォームは何にするのか?が決まっていれば、誰が何をする必要があるのかが明確に決められます。
例えば配信担当と視聴者フォロー担当を別々にすることで、負担を分散させながら対応していくことが可能になります。特にチャット対応スタッフは、参加者の人数により対応人数を増減する必要があるので注意が必要です。
ステップ5 トラブル対策
トラブル対策で最も有効な手段として、事前のリハーサルが上げられます。本番を想定したリハーサルを事前に開催しておけば、何かトラブルがあった際にも対応ができます。
自社配信でトラブルが起きてしまった、とご相談に来られる方にお話を聞くと本番環境とは違う状態でリハーサルをしてしまっている方。さらにはリハーサルをせずに実施される方も多くいらっしゃいます。トラブルの芽を潰すという観点からも、事前リハーサルは必ず実施しましょう。
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