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人類の歴史に残る15冊の奇妙で謎めいた書物」 からご覧ください。
電子書籍の登場で紙の本は消え去るとはいわないまでもマイナー化すると思っている人は多いかもしれません。人類の歴史の中で何千万冊という本が書かれてきたわけですが、今回はその中から「奇書」といわれて現代に引き継がれる本を15冊紹介します。歴史オカルトミステリー好きなあなたにぴったりかも? — SEO Japan 電子書籍リーダー上のファイルよりも本を好む多くの理由の1つ:本には歴史がある。時に、その歴史は明快で顕著である。本は、それに伴った思い出や感傷的な価値を持っているのかもしれない。しかしながら、時に、歴史は奇妙で、歪められ、隠される。特定の本には、ミステリアスな部分や、ワクワクするような謎の言葉や、正常な領域を超えた何かがある。 これは、そういった本、学者を悩ませ愛書家を興奮させてきた本のリストだ。電子書籍について心躍ることはたくさんあるが、本のそのミステリアスな原点は決して新しいフォーマットに置きかえられることはないのだ。 ヴォイニッチ手稿 Image Source イエール大学のバイネッキ図書館(Beinecke Rare Book and Manuscript Library)には、誰も読むことができない本が存在する。ヴィオニッチ手稿と呼ばれるその本は、1912年に古書商ウィルフィリッド・ヴィオニッチによって発見され、学者、暗号研究者、愛書家には解けない暗号であることが判明している。 この手稿のページの放射性炭素年代測定によって、15世紀ごろに作られた本であることが分かった。文章は知られている言語とは適合しないアルファベットで書かれており、もしそれが暗号だとすれば、過去100年間、暗号解読者と暗号研究者を悩ませている。この本は、一部は植物や薬草のイラストが入った薬局方に、一部は錬金術のテキストに、一部は宇宙論的論文であるように見える。でっち上げだと言う人もいるが、もし本当だとしたら、それはものすごい複合書物である。 Book of Soyga Image Source ジョン・ディーは、名高いエリザベス女王時代の研究者であり、数学者、占星術師、オカルト信仰者、錬金術師であった。彼は、エリザベス朝の相談役でもあった。もっと印象的なことに、彼は3000冊を誇るイギリス最大の図書館を所有していた。 ディーは、Book of Soyga―魔術師にはAldaraia とも呼ばれていた―が、神の使いによってエデンの園のアダムに啓示されたと信じていた。本自体は16世紀に書かれた魔術に関する論文で、この記事と同じように神々しく導き出されたようである。実際には、この本のミステリーは、ディーの死後に始まる。ディーの見事な図書館は、彼がヨーロッパ大陸で過ごした数年間の間に荒らされ、彼は自分の残りの人生を支えるために残った本のほとんどを売らざるを得なかった。Book Of Soygaは、学者Deborah Harknessが2冊の本をあきれるほどに明らかな場所―ロンドンにある英国図書館とオックスフォードにあるボドリアン図書館―で見つけた1994年までなくなったものとされていた。 ポポル・ブフ Image Source 1701年、ドミニコ会修道士フランシスコ・ヒメネスが、かつてキチェ王国の領地だったグアテマラの小さな町チチカステナンゴにやって来た。そこで、ある教区民が彼に、口頭伝承されたものを文字にした写本を見せた。それはスペイン軍によるラテンアメリカ制服の後初めて作られたものだった。“ポポル・ブフ”とは、“人々の書”という意味で、乱暴な植民地化の後にそれが作られたと言うことが最初の行に証言されている。 この本自体は、世界創造を詳細に述べ、その他いくつかの神話を研究している。それは、Adrian Recinosによって再発見されて出版されるまで、長い間世に知られず埋もれていた。ヒメネスがどうやってこの写本を手に入れたのか、その元となったものがあったのか、そんなにも厳重に守られていた秘密であるとしたら彼はどうしてそれに接触することが許されたのか、について長い間議論になっている。 リプリ―・スクロール Image Source リプリ―・スクロールとは、15世紀に、錬金術師として活動していたヨークシャー出身のアウグスティノ会修道士、ジョージ・リプリ―の名前に由来する巻物である。彼は、変成転換と不死の秘密を探し求めて20年近くもヨーロッパを旅し、彼が1477年にイングランドに戻って来た時には、彼がそれを見つけたのだと信じた人もいた。トルコとの戦いの資金として彼がマルタとローデスの騎士に与えた多くのお金は、彼がベースメタルから変化させたゴールドによるものだったと言われている。 リプリ―・スクロールは、謎めいた一連の絵の中で、寓話として名高い賢者の石がどのように作られたのかを示している。錬金術を学んだことのない人(または、ハリーポッターの本を読んだことにない人)のために言っておくと、この賢者の石が、不老不死薬を作る重要な原料であり、鉛を金に変えるためにも必要だった。一連の絵には、“あなたは、地球の水、空気の地球、火の空気、地球の火を作らなければならない”というような不可解な言葉が添えられている。 レヒニッツ写本 Image Source レヒニッツ写本の記録に残っている歴史は、バッチャーニ・グスターフ伯爵がそれを蔵書の一部としてハンガリー科学アカデミーに寄贈した1838年にまで遡る。そこに書かれている言葉は、古いハンガリー語の綴りと偶然の類似性があるものの、それらは全く異なる言語であることが証明されている。ヴォイニッチ手稿と同じように、まだこの文字の解読に成功した者はいない。この写本はハンガリー人の贋作者であり国粋主義者のリテラーティ・ネメシュ・シャームエルによるねつ造であると広く信じられているが、いずれにせよ確かな証明はされていない。 死海文書 Image Source 1947年、2人のベドウィンの羊飼いがパレスチナの死海に沿う洞窟に入った。そこで彼らは思いがけない発見をした。クムランと呼ばれる古代集落の陶器や布や木と一緒に約2000年前の巻物の一片があったのだ。その巻物は、エネッセ派と呼ばれるユダヤ教宗派に属するものであると一般的には信じられているが、サドカイ派やファリサイ派やゼロテ派といった他の宗派に属する可能性を支持する人もいる。すぐ近くの洞窟では、さらに多くの巻物や羊皮紙やパピルスの一片などの貴重品が見つかっている。 この巻物は、ローマ軍がユダヤ文化と新生キリスト教の動きを破壊しようとしていた時には、陶器の瓶の中に隠されていた。クムランの遺跡は、西暦67年ローマ人によって徹底的に破壊され、そこで見つかった灰が遺跡の中に他にも巻物や書籍があったことを裏付けている。 Prodigiorum Ac Ostentorum Chronicon Image Source [...]
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