SEOとAuthor Rank | CyberAgent SEO Information

CyberAgent SEO Information - 2013年12月20日(金) 20:09
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Author Rankという言葉が10月に行われたPubconでも盛んに聞かれました。

Author Rankとは、簡単に言ってしまえばコンテンツやウェブサイトの著者の価値のことであり、
今後Googleが検索のランク付けに使用してくると予想される要素です。

Googleは現在は「何が書いてあるか?」「そのコンテンツは信頼性が高いか?」を判断して検索結果のランク付けをしていますが、
ここに「誰が書いているか?」が入ってくるわけです。
「ウェブサイトのオーソリティ」から「著者のオーソリティ」に評価が移ってくるとも言えるかもしれません。

確かに、ある筋の権威ある人は自サイトだけでなく様々なメディアに寄稿をすることが多々あります。
そのときに現在のアルゴリズムではメディアの強さに左右されて有用な記事が検索結果の下位に埋もれてしまうということが起きないとは限りません。
また、逆にまったくその業界で知識がない人が何かの間違いで力のあるメディアに寄稿してその信憑性のない記事が検索で上位に出てしまうということも起こり得ます。
Author Rankをアルゴリズムに取り込むことでこれらの問題が解消される可能性が出てくると思われます。

Author Rankは、その名の通り「rel="author"」を使用した著者情報を基にするとみられています。
現時点でこのタグが影響するのは、このように
author
検索結果に著者情報が掲載される場合です。
ちなみに写真は顔かどうかを認識して表示されます。
が、Pubconで得た情報だと一度顔写真を認識させれば顔写真以外の画像に変更すればそれが表示される・・・
というものがありました。
おそらく表だってそういう発言があれば修正されていると思われますが。

この検索結果の著者情報について、15%が削除されたというニュースがありました。

Google、著者情報の写真を検索結果に表示しない措置を実行。15%程度が消滅か?(海外SEO情報ブログ)
Google、検索結果から著者の顔写真表示を15%削減 - 低品質サイトが対象(SEMリサーチ)

何を基にして削除したかははっきりしませんが、場合によってはすでにAuthor Rankをある程度みていてそこの情報も基にしているという可能性もあるように思います。
この動きを見ても近いうちにAuhor Rankが導入されるのではないか?とも考えられます。

Author Rankは先述した通り、著者の価値を数値化するものです。
では、何が影響してくるのか?ですが、あくまで予想&他記事を参考&Pubconで言われていたことが中心ですが
(そういえばブログが復活してからはこういう妄想系記事ばかりになっていますね;反省)

・rel="author"で紐付けているGoogle+でのアクティブ度合
・rel="author"で紐付けているGoogle+でのフォロワー数
・rel="author"で紐付けているGoogle+でのフォロワーのフォロワー数等(フォロワーの強さの合計)
・rel="author"で紐付けているGoogle+でのフォロー数とフォロワー数の比率
・rel="author"で紐付けているGoogle+での投稿に対する他ユーザーの反応(+数やコメント)
・Google+アカウントの「寄稿先」のアクティブ度
・Google+アカウントの「寄稿先」のページやサイトの信頼性(オーソリティ)
・各分野での権威ある人からの評価(その人とつながっているか?関わりはどの程度か?)
・FacebookやTwitterでの権威やアクティブ度(?)

いずれもはっきりしたことは分かりません。
Author RankはAgent Rankという特許技術を基にしていると思われますが、
特許内容は必ず使われるとは限りませんし、特許内容だけが使われるとも限りません。
よって、これは完全なる予想です。

ただ、今存在するシグナルを使うとしたらこのような形になるのではないでしょうか?
地域性が重要視されるようなキーワードに対しては居住エリアなども関係するかもしれませんし、
対象年齢が絞られるようなキーワードだと、その著者の年齢も影響を及ぼすかもしれません。
ひょっとしたらGoogle+のプロフィールも影響を及ぼす可能性も否定できません。

いずれにしてもGoogle+を中心もしくはハブとした情報を基にしてAuthor Rankは決定されると思われます。

もちろんこれらは今すぐどうこうというわけではありませんが、
仮にAuthor Rankがアルゴリズムの一部として導入された場合を想定して、
やっておいた方がよさそうなことを挙げると、

・Google+のアカウント運用、しかもちゃんと使う
・Google+の投稿の方向性を絞る(雑多にせずに専門分野に特化してみる)
・Google+に自分で運用している他サイトを「寄稿先」に登録する
・寄稿先のサイトのSEOは普通にがんばる(特にオーソリティが高まるように;ナチュラルリンクが多数集まるように良質なコンテンツを提供“し続け”る)
・Facebook,Twitter等の他ソーシャルメディアでも信頼度を高める

実際私もその時のために完全に手をつけていなかったGoogle+をボチボチ再開し、このブログも再開し、Facebook一辺倒だったものからTwitterも再開し、、、
というようにしてみました。
正直しんどい(笑)
ですあ、ソーシャルならびにサイトでの信頼度を高めるのは一朝一夕にできるものではないため、
ある程度仕込んでおくことは重要だと思います。
無論、ソーシャルもサイトの運用もそのために行うものではないですしそこを意識しすぎるのは誤りです。

なので、「今後のこと」をモチベーションにして運用していくくらいが良いのではないでしょうか?

なお、これらのことはあくまで「著者」という「人」に紐付くものであり、
"rel="publisher"がどう影響しそうかなどの情報は今のところあまりありません。
現時点では、Author Rankが検索順位に影響及ぼしそうね。という推測の領域を出ず、
その中ではあくまで「人」にフォーカスされているだけです。
これを「組織」や「団体」に広げた場合にどうなりそうか?というのは時間があるときに考えてみたいと思います。

ここ数日Googleは大きく変動しています。
次回はこの数日の変動についてまとめられたらと思います。
そろそろ現実的な記事を書かなければ。。「もしも」的記事は当分控えておきます。。。

木村賢 tiwtter

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