ABCマートはリアル店舗をメディア化した発信型の実店舗である第4世代の「GRAND STAGE(グランドステージ)」戦略を強化している。2月に大阪、3月に東京・銀座にオープン。5月には韓国・ソウルの江南に出店する。

第4世代の「GRAND STAGE」について(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
第4世代の「GRAND STAGE」はABCマートの最新型店舗。基本コンセプトとして「DIGITAL」「APPAREL」「WOMENS」を掲げている。トップファッションビルや大型ショッピングセンターのみで展開。将来的に20店舗まで出店を拡大する計画を掲げる。
店内はデジタルマネキンやデジタルウォールサイネージを採用。ビジュアルをデジタル化しフレキシブルな情報発信を実現、店舗をメディア化し新たな体験価値を創出する。デジタル活用により資材などの削減にもつなげる。

デジタルサイネージやデジタルマネキンを活用する(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
ABC-MARTのみで展開する限定アイテム、イベントなどを実施するスーベニアコーナー、ポップアップ用のスペースも用意。最新商品情報を発信するほか、インバウンド旅行客など海外の顧客向けのお土産提案、メーカーのイベントなどを展開する。大阪と銀座ではNIKE JORDANブランドをそろえた特設スペースを設置している。

イベントなどを実施するスーベニアコーナー、ポップアップ用のスペースも用意(画像はIR資料から編集部がキャプチャ)
ABCマートではインバウンド需要が高まるなかで「GRANDSTAGE」のブランド浸透を図り、アジア進出を加速したい考え。
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オリジナル記事:ABCマートの体験価値を創出+リアル店舗をメディア化する新業態「GRAND STAGE」とは
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