特定の国からのアクセスを禁止する方法 など10記事(海外&国内SEO情報)
海外のSEO/SEM情報を日本語でピックアップ
- ヤフーとマイクロソフトの提携がついに確定
(Yahoo! Finance)米マイクロソフトと米ヤフーの検索事業での提携に米司法省とEU・欧州委員会が承認を与えた。ヤフーがウェブ検索のエンジンをBingに入れ替えて、米ヤフーと米マイクロソフトが技術・広告面で提携することがついに確定したことになる。SEOに取り組むウェブ担当者にとって気になるであろう今後の動きを簡潔にまとめる。
- 移行スケジュール ―― 米国では遅くとも2010年末には完了させたい。広告主とサイト運営者にとって重要な部分は2010年11月下旬までを目指す(広告分野でも提携している)。グローバルでは2012年早期までを目標にする。
- ユーザーインターフェイス ―― 検索画面や検索結果ページはこれまでどおりヤフーが管理する。バックグラウンドではBingのエンジンが検索を処理して結果を返すが、その結果をどのように加工して表示するかはヤフーの仕事。ヤフーの他の資産である地域情報やスポーツ情報を組み合わせて表示したり、動画やニュースといったバーティカルサーチ(グーグルでいうユニバーサル検索)を組み込むことができる。検索用の各種ツールもヤフーが独自に提供できる。
- Yahoo! Site Explorer ―― 未定
グローバルでの移行は2年後までを目指すとのことだが、Yahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社からは今回の件で公式な発表は出ていない。直接問い合わせたところ、ヤフー株式会社においても検討しているが現時点では正式に出せる情報はないとのこと。
- ツイートで学ぶSESロンドン
(SEOptimize)日本語記事でSESロンドンのレポートを取り上げた。こちらは同じSESロンドンの参加者のツイートを集めた記事の紹介になる(「※」部分は筆者の推測も含めた補足)。
PPCかSEOかのどちらを選ぶかの議論は、水と空気のどちらが必要かを議論するようなものだ。※両方とも重要だということ。
直帰率は、50%より多ければ高い、25%未満なら低いと言える。インターネットが与えてくれたいちばん大きな贈りものは、自分が間違っていることをすぐに証明してくれる力だ。高度なアクセス解析とは、基本的なことを確実にこなし、それを賢く応用することだ。検索で求めていた結果を得られるのは4人に1人しかいない。15%はそれ以上検索するのをやめ、14%は検索しなおす。※まだまだ十分な検索結果を返すことができていないようだ。
PPCは予算の89.25%を費やし、SEOはクリックの89.47%を稼ぐ。※SEOの方が費用対効果が高いということだと思われる。SEOmozのランドフィッシュキン氏の発言。
直帰率とは、ユーザーがやって来て、ヘドを吐いて、去っていくこと。※コンテンツを見て悪態をつくほど期待していたのと違っていて帰ってしまうのが本当の悪い意味での直帰率ということだろう。
横向きに動くのを忘れてはいけない。クロスリンクは、旅行業界のSEOではとても重要だ。PPCはコントロールできるもの、SEOは影響をあたえることができるもの。※PPCの方が管理・制御しやすいということだろう。
74%のツイートは5%のユーザーによるもの - SEOで犯しがちなユーザービリティに関する11のミス
(UNSTUCK digital)SEOを意識するあまりついやってしまいがちなユーザービリティを損ねる間違いを11個リストアップした記事。SEOモードさんが日本語訳しているので、具体的な内容はそちらを参照していただきたい。
- Bingインデックスのスピードアップ
(WebmasterWorld)Bingのインデックスのスピードが遅いことをこのコーナーで何度か取り上げている。Bingのクローラが遅いのは周知の事実だと、Bingの中の人が認めてしまうほどインデックス能力が低いのが今のBingである。
しかし状況は改善してきているようだ。WebmasterWorldのスレッドを見ていると、Bingのインデックス速度がかなりスピードアップしているとの報告が数多く寄せられている。ヤフーのエンジンがBingになることが決まった今、ウェブ担当者にとっては喜ばしいニュースである。
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