オーソリティサイトになるための7つの条件 など10+11記事(海外&国内SEO情報)
東北地方太平洋沖地震で被害を受けられた方々とそのご家族の方に、謹んでお見舞い申し上げます。日本のSEO担当者さんたち、地震に負けずに前向きに進みましょう!
- グーグルが評価する“オーソリティサイト”になるための7つの条件
これがホントのSEO施策 (SEMリサーチ)SEO、特にグーグルのSEOにおいては「オーソリティサイト」という言葉がたびたび出てくる。日本語では「権威のあるサイト」といったところ。グーグルはオーソリティのあるサイトを評価すると言われている。
では、グーグルが評価する「オーソリティサイト」とはいったいどんなサイトのことなのだろうか。SEMリサーチの渡辺隆広氏が、オーソリティサイトになるために必要だと推測できる構成要素を7つ解説している。
- 存続期間
- コンテンツ数量
- 鮮度・更新性
- テーマ・専門性
- アウトバウンドリンク
- インバウンドリンク/ダイバーシティ/クオリティ
- コミュニティ
少なくともこれらの7つを達成できるようにSEOに取り組んでほしい。オーソリティサイトになる・ならないを別にしても、グーグルからの評価は上がるだろう。
日本語で読めるSEO/SEM情報
- DMCAに基づいてコピーサイトをグーグルが検索結果から削除するまでの日数
無断コピーはゼッタイにダメ (SEMリサーチ)自分が公開したコンテンツが無断で複製・転載されることは、ウェブの世界で頻繁に発生する著作権違反行為だ。転載ではなくオリジナルのコンテンツに加えて提示する引用として扱い、引用元としてオリジナルのソースへリンクしてくれればまだ許せるのだが、故意・無意識にかかわらずコンテンツの不正コピーは後を絶たない。しかも、コピーしたページがオリジナルの自分よりも検索結果で上に表示されることがあるからたちが悪い。
Web担では、以前にこのように著作権を侵害したコンテンツに対する申し立て、「デジタル ミレニアム著作権法」、通称「DMCA」に基づいたグーグルへの削除申し立て申請手順を解説したことがある。
SEMリサーチの渡辺隆広氏が、この申し立てがどのくらいの日数で効力を発揮するのかを実体験を元にレポートしている。このときは2営業日で受理されたそうだ。また、現在はオンラインフォームから削除要求を送信できるようになっているとのこと。不正コピーに悩むウェブ担当者は参考にしてほしい。
- ウェブマスターツールの「検索クエリ」「サイトへのリンク」がパワーアップ
日本のグーグラーがんばれ! (グーグル ウェブマスター向け 公式ブログ)グーグルウェブマスターツールの「検索クエリ」と「サイトへのリンク」機能のアップデートについて、ウェブマスター向け公式ブログが解説している。検索クエリではページごとにクリック数や平均掲載順位などのデータを確認できるほかフィルタが強化されている。
去年の12月にすでにアップデートしていて英語版の公式ブログのアナウンスから3か月も遅れての通知となる。すでに知っているウェブ担当者も多いと思われるが、もし気付いていなければ非常に役に立つ機能更新なので読んでおこう。
- meta refreshタグによるリダイレクトは301? 302?
新人賞期待ブログの初登場 (インハウスSEOブログ)ページのURLを変更するときは301リダイレクトを使うべきだが、何らかの事情で301リダイレクトを使えないときは、待機時間を0秒にしたmeta refreshタグを代替手段として利用できる。グーグルは301リダイレクト相当として処理してくれるからだ。
<meta http-equiv="refresh" content="0; URL=http://example.jp/">
ところがこちらの記事でのレポートによると必ずしも301リダイレクトとして取り扱うわけではないようだ。本来検索結果から消えるはずの転送元ページは元の順位で検索結果に残り、転送元ページと入れ替わるはずの転送先ページは大きく順位を落とした。検索結果に表示されたページタイトルとスニペット、URLから判断すると301リダイレクトではなく302リダイレクトとして処理されたように見える(それにしても転送元ページがSERPに残っているのは不思議だが)。meta refreshによる転送期間がわずか1週間だったので、301扱いするのに時間が足りなかったという理由も考えられる。
補足しておくと、1~2週間で元に戻すのであれば「一時的」を意味する302リダイレクトを使うのが適切だろう(こちらのケースでは301を選んだ相応の理由があったのかもしれない)。
ちなみに今回初登場となった「インハウスSEO」ブログさんは今年2月に公開したばかりのサイトであるが、良質なコンテンツを提供している。継続して発信し続けてほしい。
- 対象にしている国・言語をBingに伝える方法
グローバルサイト向け (Bing日本版公式ブログ)この記事は、グローバルでサイトを運用しているウェブ担当者向けの情報だ。クラウドサービスなどを利用していてサーバーがその国にない場合もある。そういうときにもサイトが対象としている国・言語を伝える方法を、Bing日本版公式ブログが解説している。対象としている国や言語を判別するためにBingは次の要素を見ているそうだ。
※優先度順- ドキュメントに組み込まれるメタデータ
- HTTP ヘッダー
- トップレベルドメイン名
- リバースIP ルックアップ
なお、Bingがもっとも優先視している「content-language」のmetaタグだが、グーグルはこの要素を判断に利用していない。対象にしている国や地域を判断するのにグーグルが用いている主な要素は、国別コードトップレベルドメイン名(ccTLD)や、ジェネリックトップレベルドメイン(gTLD)の場合はグーグルウェブマスターツールの地域ターゲット設定、サーバーのIPアドレスなどである。
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