まとめ
まとめ
ランディングページでは、まず役割と目的を明確にすることが大切だよ。その上で、次の3つを確認すると良いだろう。
- 検索キーワード別の直帰率
- 直帰を除いたユーザーの平均PVやコンバージョン率
- 直帰を除いたユーザーのページ遷移
当然、数値が想定と違うこともあるだろうから、その場合は、なぜそうなるのか考えてみよう。
あともう1つ大切なこと。ランディングページの目的が販売だからといって、「大特価! 安い! 最安!」とだけ伝えて、コンバージョン率が一番い良いサイトが、はたして「本当に良いサイト」か?という疑問は残る。
あくまでランディングページの役割は「お客さんの期待に応える」なんだから、それは外さないようにしよう。猫好きなお客さんの全員が、最安だけで選ぶ訳ではないからね。長期利益と短期利益という話になってくるけど、ミクロの数値にばかりこだわると、このあたりの判断を間違える可能性もある。あくまでマクロの全体戦略や全体最適のなかで、適切なページを作り、数値を選んでいこう。
お悩みランディングページの改善には、どのアクセス解析データを参考にすべきですか?
アドバイスランディングページを改善するためには、まず「そのランディングページで何を提供したかったのか」を明確にします。そこから参考にするデータが導き出されますよ。
- 【1分】 改善したいランディングページを選ぶ
まず改善したいランディングページを選んでください。これといったページを選べない人は、Googleアナリティクスの加重並び替えを使って、一番上位に来たページを選んでみましょう。加重並び替えについては「新Googleアナリティクスで加重並べ替えを使ってLPOを検証する方法 | カグア!」の記事が参考になるでしょう。
- 【1分】 ランディングページの役割と目的を明確にする
選んだランディングページで、誰に何を提供するか明確にしてみましょう。
この時、検索しているお客さんの「期待に応える」という役割を忘れないようにしましょう。たとえば、ネコじゃらしを購入しようと検索していたユーザーに、「当社は一番安いネコじゃらしショップです」と伝え、購買を促すといった場合です。
- 【3分】 アドバンスセグメントを使って3つの指標を確認
① 検索キーワード別直帰率
アドバンスセグメントでランディングページに絞る
Googleアナリティクスで、新規アドバンスセグメントを作成します。
キーワードレポートを確認する
直帰率の高いキーワードと低いキーワードの差を確認します。
② 直帰を除いたユーザーの平均PVやコンバージョン率
先ほど作成したアドバンスセグメントを編集する
ページ閲覧深度が「1」を上回るように設定します。
サマリーを確認する
PVや直帰率を確認しましょう。
コンバージョン率を確認する
コンバージョン率を確認しましょう
③ 直帰を除いたユーザーのページ遷移
ページ遷移を確認
先ほどのアドバンスセグメントを適用したままの状態で、ページ遷移を確認しましょう。想定と違っていることはありませんか?
※キャラクターイラスト(来栖、綾瀬):「コミPo!」にて制作
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