誰もが受けたい!アクセス解析5分クリニック

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まとめ

ランディングページでは、まず役割と目的を明確にすることが大切だよ。その上で、次の3つを確認すると良いだろう。

  1. 検索キーワード別の直帰率
  2. 直帰を除いたユーザーの平均PVやコンバージョン率
  3. 直帰を除いたユーザーのページ遷移

当然、数値が想定と違うこともあるだろうから、その場合は、なぜそうなるのか考えてみよう。

あともう1つ大切なこと。ランディングページの目的が販売だからといって、「大特価! 安い! 最安!」とだけ伝えて、コンバージョン率が一番い良いサイトが、はたして「本当に良いサイト」か?という疑問は残る。

あくまでランディングページの役割は「お客さんの期待に応える」なんだから、それは外さないようにしよう。猫好きなお客さんの全員が、最安だけで選ぶ訳ではないからね。長期利益と短期利益という話になってくるけど、ミクロの数値にばかりこだわると、このあたりの判断を間違える可能性もある。あくまでマクロの全体戦略や全体最適のなかで、適切なページを作り、数値を選んでいこう。

今日の処方箋

お悩みランディングページの改善には、どのアクセス解析データを参考にすべきですか?

アドバイスランディングページを改善するためには、まず「そのランディングページで何を提供したかったのか」を明確にします。そこから参考にするデータが導き出されますよ。

  1. 1 【1分】 改善したいランディングページを選ぶ

    まず改善したいランディングページを選んでください。これといったページを選べない人は、Googleアナリティクスの加重並び替えを使って、一番上位に来たページを選んでみましょう。加重並び替えについては「新Googleアナリティクスで加重並べ替えを使ってLPOを検証する方法 | カグア!」の記事が参考になるでしょう。

  2. 2 【1分】 ランディングページの役割と目的を明確にする

    選んだランディングページで、誰に何を提供するか明確にしてみましょう。

    この時、検索しているお客さんの「期待に応える」という役割を忘れないようにしましょう。たとえば、ネコじゃらしを購入しようと検索していたユーザーに、「当社は一番安いネコじゃらしショップです」と伝え、購買を促すといった場合です。

  3. 345 【3分】 アドバンスセグメントを使って3つの指標を確認

    ① 検索キーワード別直帰率

    1. アドバンスセグメントでランディングページに絞る

      Googleアナリティクスで、新規アドバンスセグメントを作成します。

      「新しいカスタムセグメント」をクリック
      「新しいカスタムセグメント」をクリック
      「ランディングページ」を指定する
      「ランディングページ」を指定する
    2. キーワードレポートを確認する

      直帰率の高いキーワードと低いキーワードの差を確認します。

      [トラフィック]→[検索]→[オーガニック検索]を実行する[トラフィック]→[検索]→[オーガニック検索]を実行する
      [トラフィック]→[検索]→[オーガニック検索]を実行する

    ② 直帰を除いたユーザーの平均PVやコンバージョン率

    1. 先ほど作成したアドバンスセグメントを編集する

      ページ閲覧深度が「1」を上回るように設定します。

      「ページ閲覧深度」「上回る」「1」に設定する
      「ページ閲覧深度」「上回る」「1」に設定する
    2. サマリーを確認する

      PVや直帰率を確認しましょう。

      [ユーザー]→[サマリー]を実行する
      [ユーザー]→[サマリー]を実行する
    3. コンバージョン率を確認する

      コンバージョン率を確認しましょう

      [コンバージョン]→[目標]→[サマリー]を実行する
      [コンバージョン]→[目標]→[サマリー]を実行する

    ③ 直帰を除いたユーザーのページ遷移

    1. ページ遷移を確認

      先ほどのアドバンスセグメントを適用したままの状態で、ページ遷移を確認しましょう。想定と違っていることはありませんか?

      [コンテンツ]→[サイトコンテンツ]→[ランディングページ]→[ページ選択]→[ページ遷移]
      [コンテンツ]→[サイトコンテンツ]→[ランディングページ]→[ページ選択]→[ページ遷移]

※キャラクターイラスト(来栖、綾瀬):「コミPo!」にて制作

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