国内&海外SEO情報ウォッチ 「海外SEO情報ブログ」の鈴木 謙一氏が、日本と海外の検索マーケティング情報をさらっとまとめて毎週金曜日にお届け。
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グーグルマイビジネスのオーガニック検索トラフィックを正しく計測する方法

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Web担当者に役立つ最新情報

グーグルマイビジネスのオーガニック検索トラフィックを正しく計測する方法
そのままだとダイレクトトラフィックに (Search Engine Land) 海外情報

地図結果のビジネスリスティングとグーグルマイビジネスの投稿機能からのアクセスは、オーガニック検索に掲載されるにもかかわらず、アクセス解析ツールでは直接訪問(ダイレクトトラフィック)として記録されてしまうそうだ。

東京スカイツリーのビジネスリスティング
ビジネスリスティングからのウェブサイトへのリンク
グーグルへの投稿
Google マイビジネスの「投稿」

オーガニック検索としてきちんと記録させるには、Googleアナリティクスの場合はutm_sourceやutm_mediumなどのトラッキングパラメータを設定するといい。

グーグルマイビジネスに登録するウェブサイトのURLならば、たとえば次のように入力する。

https;//example.com/?utm_medium=organic&utm_source=GMBlisting
パラメータGoogleアナリティクス上での扱い補足
utm_mediumorganicメディア必ず「organic」としておく
utm_sourceGMBlisting参照元自由に設定していい

投稿機能を使って投稿するときは、URLにたとえば次のようなパラメータを付けるといい。

(URLの後ろに追加)?utm_medium=organic&utm_source=GooglePosts&utm_campaign=20180209
パラメータGoogleアナリティクス上での扱い補足
utm_mediumorganicメディア必ず「organic」としておく
utm_sourceGooglePosts参照元自由に設定していい
utm_campaign20180209どの投稿か判別できるものにする(付けなくてもいい)

ローカルビジネス運営者は正確なアクセス解析ができるように設定しておくことを推奨する。

★★★★☆
  • すべてのローカルビジネスWeb担当者 必見!
  • アクセス解析担当者に伝えましょう

Googleアナリティクス+PSIの合わせ技で効率改善!
どのページから手を付けるべきかの判断に役立つ (KOBIT) 国内情報

Google アナリティクスと改良版PageSpeed Insightsを使って、読み込み速度が遅いページを改善する方法を小川卓氏が解説した。

手順は次のとおりだ。

  1. Google アナリティクスの「ページ速度」で、改善が必要そうなページを特定する

  2. そのページをPageSpeed Insightsで検証して、「どのくらい遅いのか」「何が原因で遅くなっているのか」を調査する

速度改善のための詳細なチューニング方法までにはほとんど言及していないが、サイトのどのページから手を付けたらいいかを知るには役立つだろう。

サイト改善の基本だが、非常にわかりやすい。

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

グーグルがWordPress開発者を絶賛募集中
PWA/AMPの普及が狙いか (Alberto Medina's Blog) 海外情報

WordPress(ワードプレス)に精通した開発者をグーグルが募集している。

狙いの1つには、PWAとAMPを普及させることがあるようだ。PWAやAMPを実装に役立つプラグインやテンプレート、ツールを開発するとのことである。

WordPressはウェブで最も利用されているオープンソースのCMSだ(WordPressが全体の約60%を占め、2位以下を大きく引き離しているという調査が2つほどある)。

利用者が技術に詳しくなくても、PWAとAMPがWordPressで簡単に実装できるようになればPWA/AMP対応したウェブサイトが格段に増えるだろう。グーグルは本気でPWA/AMPの普及を図っていると思われる。

グーグルがただ単に実装を促すだけでなく、PWAとAMPを手軽に利用できる環境を準備してくれるのはウェブ担当者にとってもありがたい。どんな製品を提供してくれるかに期待したい。

あなたがWordPressに詳しいのであればもちろん応募するのもいいだろう。

★★☆☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

ブログにサイト内検索機能は必要?不要
使われる可能性がある限りは必要と思うけど、あなたは? (YATのBLOG) 国内情報

ECサイトや不動産サイトなどは、ユーザーが欲しいものをサイト内で探す場面が多い。そうしたサイトでは、サイト内検索の機能は必須だ。コンバージョンにも大きく影響する。

ではブログではどうだろうか? 記事を読むことが基本であるブログにサイト内検索の機能は必要なのだろうか?

そんな疑問についてのやりとりをまとめたのが、ここで紹介する記事だ。

「ほとんど使われていないので不要」だと考えることもできるが、「使っている少数のためには必要」だと考えることもできる。完全に撤去してしまうと、困るユーザーが必ず出てくるだろう。

元記事では、サイト内検索を使うということは目的のものが簡単には見つからなかったということなので、その行動をもとにサイト改善を進められるという価値も提案している。

筆者は個人の意見(と経験)から、サイトの運営者自身がサイト内検索を使うことも多いと考えている。実際に筆者は過去記事を探すために自分のブログやWeb担のサイト内検索を非常に頻繁に利用する。運営者もサイトの利用者といえば利用者だ。

ECサイトであれブログであれ、すべてのサイトはサイト内検索機能を提供すべきだというのが筆者の考えだ。もちろん、ブログではECサイトほど高機能なサイト内検索は必要としないだろう。使われ方に応じて、必要最低限の機能だけでも構わないとも考える。

ブログのサイト内検索機能の必要性について、あなたはどう考えるだろうか?

★★★☆☆
  • SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)

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