CAテクノロジーの「SEOに対する意識調査」、最終目的は成約でSEO会社の満足度は低め
SEO会社への不満は費用対効果の不明確さや上位表示目的で成果にコミットしない点
2009/12/4 22:21 SEO
SEOコンサルティングのCAテクノロジーは、SEOに従事する企業のWEBマーケティング担当者に行った「SEOに対する意識調査」の結果を12月4日発表した。SEOの最終目的は上位表示より成約数の向上で、対策を依頼しているSEO会社への満足度は低かった。特に費用対効果が不明確と感じる層が7割近くに達していた。調査は400人を対象にインターネットで11月20~24日実施した。
SEOに求める最終目的は、成約数の向上が57.3%と最も多く、順位向上の47.5%を上回った。続いて流入数向上の47.3%。SEO会社の対策に不満や課題を感じることがある層は半数超える54.4%。具体的には費用対効果が分かりにくい69.4%、上位表示を目的として成果にコミットしない42.3%など。成約数向上を求めているものの、SEO会社の提供するサービスは費用対効果がはっきりしないうえ成約数向上に貢献できていない、と言える。
SEOの対策状況では、自社で実施が最多の49.0%、次いで制作会社に依頼30.5%、SEO会社に依頼20.5%。自社で行う理由は、予算の関係が42.3%とトップ。自社にノウハウがあるため27.6%に続いて、費用対効果が不明瞭な印象があるためが21.9%あった。SEO会社の選定で重視する点は、実績46.3%、サービスの価格42.8%、明確な効果測定を実施してくれること33.8%の順だった。
CAテクノロジー
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