ニールセン、インターネットサービス利用のPCからスマートフォンへのシフト状況を発表

スマートフォンのインターネットサービス利用者数は、PCに対して74%の規模に拡大
岩佐 義人(Web担 編集部) 2014/3/27 11:30

インターネット調査のニールセンは、スマートフォン視聴率情報「Nielsen Mobile NetView」およびPC版インターネット視聴率情報「Nielsen NetView」の2月のデータを基にインターネットサービス利用のスマートフォンへのシフト状況を分析し、3月26日、結果を発表した。PCからのインターネット利用者数は5237万人で、スマートフォンからは3874万人だった。スマートフォンのインターネットサービス利用者数は、PCに対して74%の規模に拡大した。20代と30代では、スマートフォンからのインターネットサービス利用者がPCを上回り、20代ではPCからの利用者数の約2倍になっていた。Mobile NetViewは日本全国4000人(iOS、Android各2000人)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報で作成。アプリやWebサイトの利用時間、利用頻度が属性別に分かる。

インターネットサービスのカテゴリ別にみると、全15カテゴリのうち、8カテゴリでスマートフォンからの利用者数がPCの利用者数を上回っていた。各スクリーンからの利用者数が平均で100万人を超えるサイトでは、全403サイトのうち60%以上のサイトでスマートフォンからの利用者数がPCからの利用者数を超えていた。利用者の多いサイトほどスマートフォンシフトが進んでいることが分かる。「オンラインモール」と「ビデオと映画」カテゴリは、2月に入り、PCからとスマートフォンからの利用者数がほぼ同数になっていた。「楽天市場」は2013年12月時点でスマートフォンからの利用者が上回り、「Amazon」「YouTube」「ニコニコ動画」では、2月がスマートフォンからの利用者数がPCからの利用者数を上回る転換点となっていた。

ニールセン
http://www.netratings.co.jp/

用語集
PC / インターネット / オンラインモール / サービス / シフト / スマートフォン / ビデオ / 映画
この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

リテンション
既存顧客との良好な関係を保つこと。それを目的とした施策を、リテンションマーケティ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]