さくらインターネット、「さくらのIoT Platform」グローバル展開に向け香港に子会社設立

海外接続に必要な規格やライセンスの取得を実施、海外向けの通信モジュール開発も

さくらインターネットは1月5日、「さくらのIoT Platform」のグローバル展開に向けて、香港に子会社「櫻花移動電信有限公司」を昨年11月に設立したことを発表した。

「さくらのIoT Platform」は、データ送受信の通信環境、データの保存・処理に必要なシステムを一体型で提供するIoT事業者向けのサービス。事業者はIoT製品に「さくらの通信モジュール」を組み込むことで、さくらインターネットのデータセンターに安全性が確保される閉域網で接続できる。

櫻花移動電信有限公司は、グローバル市場での拡販のサポートを行うほか、さくらインターネットと協力して、海外接続に必要な規格やライセンスの取得を実施する。また、2017年度内には「さくらのIoT Platform」に海外でも接続可能な「さくらの通信モジュール」の提供を予定。同モジュールの提供によって、IoT事業者が海外向けの新たなシステムや製品開発の工数を削減する。

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