Twitter利用率、前年比2.5ポイント増の24.3%に。「企業の販促活動に反応する」は利用者の3割【マイボイスコム調べ】
マイボイスコムは「Twitterの利用」に関するインターネット調査を2017年12月に実施した。2009年から実施しているもので、今回が9回目となる。
利用率は24.3%。特に「閲覧・フォロー中心」が増加
「あなたの、Twitter(ツイッター)の登録・利用状況についてあてはまるものをお選びください」との質問に対して、「登録しており、閲覧・フォローだけでなく、投稿や返信もしている」は8.6%、「登録しており、閲覧・フォローが中心」は15.7%。いずれも前回より増加しているが、後者の伸びが大きい。
両者を合算した「利用率」は24.3%となるが、年代別に見ると10代は8割弱、20代は5割強となる一方、50代以上では2割弱と低くなっている。利用率に「登録しているが利用していない」を合わせた「登録率」は3割強となった。
今後の利用意向も増加
利用意向を問う「あなたは今後Twitterを利用したいと思いますか。現在利用している方は今後も利用し続けたいと思いますか」の質問に対しては、「利用したいと思う」(9.1%)「まあ利用したいと思う」(12.4%)で、いずれも前回より増加している。
両者を合算した「利用意向者」は21.5%となるが、年代別では10代7割、20代5割、30代3割弱、40・50代以上2割となり、大きな差異が見られる。また、アクティブな「投稿・返信をする層」では9割、受動的な「閲覧・フォロー中心層」でも7割弱が利用意向を示している。
アクセス頻度は「1日1~4回」が34.7%
Twitterにアクセスする頻度は、「1日1~4回」が利用者の34.7%でボリュームゾーン。「1日1回以上」は6割、閲覧・フォロー中心層では5割弱、投稿・返信をする層では8割となっている。10・20代では、「1日10回以上」が2~4割と高い傾向を示している。
Twitterでつぶやく人は利用者の5割強で、減少傾向となった。若年層ほど比率が高く、10・20代では7~8割、50代以上では4割強となっている。1日1回以上つぶやく人は2割弱だが、10代は4割、20代・30代は各2割強。アクセス頻度が週2~3回以下の層では、「ほとんどつぶやいていない」が6~8割と高くなっている。
利用目的は情報収集、コミュニケーションなど
Twitterの利用目的を複数回答で聞いたところ、「最新情報、リアルタイムでの情報収集」「有名人・著名人などのつぶやきを閲覧する」が利用者の各4割強、「話題の出来事に関する情報収集」「ネット上の友人・知人とのコミュニケーション」「リアルな友人・知人とのコミュニケーション」が各20%台となった。
「リアルな友人・知人とのコミュニケーション」「ネット上の友人・知人とのコミュニケーション」「面白い話題・ネタ・雑学などの情報収集」は10・20代で比率が高く、女性20代では「暇つぶし」も上位にあがっている。投稿・返信をする層では、リアルやネット上の「友人・知人とのコミュニケーション」や「知らなかった人との出会い・つながりを楽しむ」が高い傾向にある。
企業の販促活動に対する反応は3割程度
直近1年間にTwitterで行ったこととして、「つぶやきに貼られている企業サイト・ブログへのリンクに、アクセスする」「企業のTwitter公式アカウントをフォローする」「つぶやきに貼られている商品・サービス情報へのリンクにアクセスする」「Twitterと連動したキャンペーンに参加・応募する」はそれぞれ利用者の3割にのぼった(複数回答)。
調査概要
- 【調査対象】「MyVoice」のアンケートモニター
- 【回答者数】11,111名(性・年代別の人数は下表参照のこと)
- 【調査方法】インターネットリサーチ
- 【調査時期】2017年12月01日~12月05日
性別 | 男性 | 女性 | 合計 | 年代 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代以上 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
度数 | 5,967 | 5,144 | 11,111 | 度数 | 42 | 527 | 1,461 | 2,981 | 6,100 | 11,111 |
% | 54% | 46% | 100% | % | 0% | 5% | 13% | 27% | 55% | 100% |
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