67.9%の企業がコンテンツマーケティングの運営・制作を外注。運用費用は月30万~100万円がボリュームゾーン【Appmart調べ】
オウンドメディアの制作や運営代行を行うAppmartは、2017年12月19日~22日にコンテンツマーケティングに関わる担当者331人を対象に、「2017年のコンテンツマーケティングに関する調査」を実施した。その一部を紹介する。
67.9%の企業が運営・制作をアウトソースしている
コンテンツマーケティングの運営体制について聞いたところ、「コンテンツ制作・分析改善・運営はすべて自社内で完結」が24.8%だった。続いて「コンテンツ制作だけアウトソースし、そのほかは自社内で運営」が20.2%。「コンテンツ制作だけ自社で行い、そのほかはアウトソース」が19.0%という結果だった。
「その他」や「わからない・答えられない」を除いても、67.9%以上の回答者が何らかの形で外部委託していることがわかった。
運用費用のボリュームゾーンは30万円~100万円/月
コンテンツマーケティングにかかる月間の運用費用について聞いたところ、「30万円以上~50万円未満」と「50万円~100万円未満」がともに14.8%となった。そのほか100万円以上と回答した企業が合計31.9%となった。
一番費用をかけている業務領域は「アウトソース」
コンテンツマーケティング運用において、最もコストがかかっているものを聞いたところ、「アウトソーシング(運営代行)費用」で23.6%となった。
次に多いのは「CMSなどのサイト保守・管理費用」15.7%。コンテンツの質や集客につながる「記事・メルマガなどテキストコンテンツ制作費用」14.2%や行動データの調査ができる「分析ツール費用」13.6%が続く。
成果の実感は「6か月後」が最多
コンテンツマーケティングの成果を実感し始めた時期を聞いたところ、テキストコンテンツの検索上位表示や顧客の獲得など、企業によって「成果」はさまざまだが「6か月経過した頃から成果を実感した」26.9%が最も多い。
続いて「1年経過した頃から成果を実感した」19.9%と、多くの企業が成果を実感値として感じるのは6ヵ月~1年という結果になった。
調査概要
- 【調査タイトル】2017年コンテンツマーケティングの実態調査レポート
- 【有効回答】331名
- 【調査期間】2017年12月19日~12月22日
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査対象】コンテンツマーケティング従事者
- 【調査条件】コンテンツマーケティングに関わる男女331人
- 【設問数】9問
- 【調査会社】MMD研究所
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