経営層の9割、自社のデータ活用に「改善の必要性あり」。生産性向上や売上拡大を期待【ドーモ調べ】

ドーモは「経営層のデータ活用の実態に関するアンケート」の調査結果を発表した。

ドーモは、経営者や企業幹部(以下「経営層」)を対象に実施した「経営層のデータ活用の実態に関するアンケート」の調査結果を発表した。ダイヤモンド社の運営するビジネス情報サイト「ダイヤモンド・オンライン」との共同調査で、同サイト読者のうち経営者・役員・部長職218名から回答を得た。

自社のデータ活用、経営層の9割が「改善の必要性あり」

「『必要とする最新データを、いつでも、どこからでも、自分自身で入手できる環境』が貴社に整うと、あなたのビジネスに影響を与えますか?」との問いに対して、経営層の9割が「影響を与える」と回答。

一方で、経営層の9割近くが、現在の自社における「データ活用度/データ活用環境」について「改善の必要性を感じている」と回答している。

理想像に対する自社の状況、「60点未満」が71%

理想的な「データ活用度/活用環境」を100点満点として、現在の自社の状況を評価してもらったところ、「40〜60点未満」が最も多く42%であった。これよりも低い「20〜40点未満」と「20点未満」を合算すると71%となる。

及第点を60点とした場合、経営層の7割以上が自社のデータ活用度/活用環境を及第点に届かないと評価していることになる。

データ環境の整備に期待するビジネス成果、「生産性の向上」が63%

データ環境が整備されることにより、具体的にどのようなビジネス上のリターンが期待できるかを聞いたところ、「生産性の向上」が最も多く63%、ついで「売り上げの拡大」50%、「コストの圧縮」46%となった。

調査概要

  • 【調査対象】ビジネス情報サイト「ダイヤモンド・オンライン」会員のうち、従業員数100人以上の企業の経営者・役員・部長職
  • 【回答者数】218名
  • 【調査方法】インターネット調査(ネットリサーチ)
  • 【調査時期】2018年7月18日~7月31日

※記事初出の時点で、図に誤りがあり訂正しました(2018/10/18)。

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