さくらインターネットが「さくらのクラウド」でプッシュ通知エンジン「BoltzEngine」開始

提供元のフェンリルと提携して展開、国内トップ水準の配信速度があるエンジンサービス

インターネットインフラサービスのさくらインターネットは、ソフト開発のフェンリルと提携し、同社のプッシュ通知エンジンサービス「BoltzEngine(ボルツエンジン)」の展開を12月5日に始めた、と同日発表した。他社との提携によるサービス「マーケットプレイス」の一環となり、「さくらのクラウド」で提供する。

プッシュ通知は「iOS」「Android」で稼働するモバイルアプリと、パソコンのウェブブラウザに対応してメッセージを送信する仕組み。ユーザーにリアルタイム性の高いメッセージを配信し、新着・更新情報が通知できる。BoltzEngineは国内トップ水準の配信速度があるエンジンサービスで、1秒に3.5万機器に配信可能。

 

従来のサービスに比べて40倍以上の処理速度という。配信数に制限がなく、従量課金制でもない。ASP(アプリケーションサービスプロバイダ)のサービスと違い、自らのリソースが専有でき、アプリの利用者が増えても安定した配信が可能。さくらのクラウドでは初期費用、月額料金とも0円(対象アプリ1本)から利用できる。

(記事初出の時点で、タイトルに誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。2019年12月6日 11:30 編集部)
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