年末年始もお仕事? ホンネは、ほとんどの業種に対し「休業や時短営業で良い」【サイボウズ調べ】

ここ最近変化してきた「年末年始休暇」に対する考え。今度の年末年始に「持ち帰り残業や出勤をしそう」な人は約2割に留まる。

サイボウズ(チームワーク総研)は、「年末年始に働くこと」の意識調査の結果を発表した。

今度の年末年始休暇は「9日間」が最多、「持ち帰り残業や出勤をしそう」な人は約2割

まず、2019年12月末~2020年初めにかけての年末年始休暇について、「持ち帰り残業や休日出勤などの業務対応が発生しそうかどうか」を聞くと、「発生しそう」20.8%、「発生しなさそう」79.2%となった。

「取得予定の休暇日数」では、一般的なカレンダーどおりの「12月28日~1月5日」が休みに当たる「9日間」23.6%が最多。以下「7日間」12.3%、「6日間」9.6%が続く。一方で少数ながら「1日間」「2日間」、さらには「0日間」といった回答も上がっている。

 

「100人以下」「101~1000人」「1001人以上」の職場の従業員数別に休暇日数を見ると、「100人以下」「101~1000人」では「5日以下」が多い一方、「1001人以上」は「9日間」が最多で、“人手が足りなくて休めない”という声が聞こえてきそうな結果となった。
 

 

日常利用しているサービスでも「休業や時短で良い」という意見が強い

一方で、ふだん利用しているサービスについて「大晦日から三が日の間、どのような営業状況が良いか」を聞くと、ホテルと交通機関を除くほぼすべての業種で、「完全休業でも良い」+「時短でも良い」が70%を超える。
 

 

具体的には、デパートやコンビニといった流通業、通販、チェーン系カフェやファミレスなどの飲食業が当てはまる。日々の食品を扱う「コンビニ」「スーパーマーケット・量販店」は、「完全休業でも良い」は2割前後に留まっているが、「完全休業は困るが時短でも良い」が6割を超えている。ここ最近、コンビニの労働スタイルを問うような報道が続いたこと、コンビニチェーン側も時短や正月休業を提示し始めたことなども、影響していると考えられる。

調査概要

【調査対象】20代~50代の正社員男女
【調査期間】2019年11月23日~24日
【調査方法】インターネット調査
【集計サンプル数】400名(20代:男性50名 女性50名/30代:男性50名 女性50名/40代: 男性50名 女性50名/50代:男性50名 女性50名)

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