ブレインパッドが電通グループと新会社「電通クロスブレイン」設立で基本合意、契約締結

マーケティングデータを収集・蓄積・分析、その結果に基づく施策立案と実行の支援を実施

ビッグデータ活用・デジタルマーケティングサービス事業のブレインパッドは、電通グループと共同出資する新会社「電通クロスブレイン」の設立に関して基本合意した、と7月10日発表した。契約を結んだ。電通クロスブレインは、マーケティング分野のデータ収集、蓄積、分析と、分析結果に基づく施策の立案、実行の支援・代行を手掛ける。

ビッグデータを利活用する技術が発展・普及する一方、企業は、広告宣伝から接客までさまざまなビッグデータを統合的に生かす人材が不足。データに基づくマーケティングがなかなか進まないことから、電通クロスブレインを立ち上げて支援に乗り出すことにした。資本金は3億円で、電通グループが66.6%、ブレインパッドが33.4%出資する。

ブレインパッドは、データを活用したマーケティング戦略の立案から実行まで一貫して支援する体制を迅速に強化するには、電通の持株会社の電通グループと提携することが有益と判断した。新会社は、電通グループ各社のマーケティング戦略立案力、実行力と、 データ活用を強みとするブレインパッドが持つデータ分析力の融合を進めていく。

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