新聞社のニュースサービス、月間利用者数は約1,500万人の「朝日新聞デジタル」が最多【ニールセン調べ】
ニールセン デジタルは、「新聞社のニュースサービス」の利用状況(2020年9月時点)を発表した。「朝日新聞デジタル」「日刊スポーツ」「日本経済新聞」「報知新聞社(スポーツ報知)」「読売新聞オンライン」の5媒体が対象。
ニールセン デジタルでは、「デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)」を計測し、広告主向けメディアプランニング用途にカスタマイズした「ジャンル別デジタルメディアデータパッケージレポート」も提供している。今回の調査は、このレポートをもとに計測を行っている。
「朝日新聞デジタル」が全体トップながら、「読売新聞オンライン」の女性利用が目立つ
それによると、トータルデジタルでの月間利用者数は「朝日新聞デジタル」1,495万人が最多。以下「日本経済新聞」1,143万人、「日刊スポーツ」776万人が続く(PCとモバイルの重複を除く)。
平均利用回数では、「日本経済新聞」「読売新聞オンライン」が月8回で並ぶ。以下「日刊スポーツ」6回、「朝日新聞デジタル」「報知新聞社(スポーツ報知)」各4回の順だった。
次に、男女別で見るため、女性の月間利用者数を確認すると、最多は「朝日新聞デジタル」733万人だった。
一方で女性の利用率(含有率)は、「読売新聞オンライン」54%が特に高く、2位には「報知新聞社(スポーツ報知)」51%が続いた。平均利用回数においても、「読売新聞オンライン」月6回は1位。以下「朝日新聞デジタル」「日本経済新聞」各5回が続いた。女性向け人気コンテンツの有無で、偏りが現れたと考えられる。
※付記:リリースにおいて各紙名がローマ字表記となっていますが、本記事の本文ではすべて漢字表記に差し替えています。図表は提供元のものをそのまま使用しています。
調査概要
- 【調査対象】日本全国のネット利用者(PC:2歳以上、モバイル:18歳以上)
- 【調査対象サイト】朝日新聞デジタル、日本経済新聞、読売新聞オンライン、日刊スポーツ、報知新聞社(スポーツ報知)
- 【調査方法】ウェブページやアプリでの動画視聴率・テキストコンテンツ視聴率を全数レベルで測定し、「ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)」として算出し分析した
- 【調査期間】2020年9月
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