構造化データベース「Yext Knowledge Graph」と企業サイト内検索「Yext Answers」に新機能
検索クラウドプラットフォーム事業の米国Yextの日本法人、Yext(イエクスト)は、本社が構造化データベース「Yext Knowledge Graph」と企業サイト内検索ソリューション「Yext Answers」への新機能の搭載を4月14日に公表した、と4月19日発表した。構造化データベースの構築が容易になり、サポート、EC向けアプリケーションの情報や社内情報の検索をYext Answersで実現する。
新機能はYext Knowledge Graph用のウェブサイトクローラー、データコネクター、Yext Answers用開発者ツールなど。新たなデータコネクターは、サポートやEC向けアプリケーション、「Googleマイビジネス」と連携し、これらのアプリケーションで構築されたサイト上の情報を少ない手間で追加して構造化データに変換。Yext Knowledge Graph上に各種データが集約・一元化できる。
データコネクターは、企業ウェブサイトをクロールしてウェブサイト上のデータを抽出し、Yext Knowledge Graphに自動的に構造化データとして組み込むウェブサイトクローラーを含む。Yext Answers用開発者ツールは新しい「Yextコマンドラインインターフェイス(CLI)」を提供する。Yextプラットフォームにログインすることなく、使い慣れた環境でアカウント設定の管理が可能。
これらのほかファイアウォール内検索に対応し、イントラネット検索からナレッジベース(業務関連知識を集めたデータベース)の検索を可能にするセキュリティ対策を導入した。Yext Answersでは最新の自然言語処理アルゴリズム「Extractive QA」によって従来検索が難しかった非構造化の長文ドキュメントから答えを探して直接表示する。日本語対応は2021年後半か2022年ごろ。
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