Twitterに投稿する話題から性格が分かる? 8つの分類で傾向差【アスマーク調べ】

生活への満足度は、「雑談系」ほど高く「趣味系」だと低い傾向が見られる?

アスマークは、「Twitter利用者の性格分析」の結果を発表した。週1回以上Twitterにログインする人、そのうち文章を投稿する人を対象に、投稿内容の傾向から8つのクラスターに分類し、心理学の「ビッグファイブ理論」を用いて性格分析を行ったという。

※ビッグファイブ理論:外向性・協調性・誠実性・神経症傾向・開放性の5つの傾向をベースとする性格分類法。

8つのクラスターごとの性格が浮き彫りに

まず調査対象(週1回以上Twitterにログインする人)に、Twitterの使い方を聞くと、「文章を投稿する」29.3%、「情報収集など、閲覧のみ」36.9%、「投稿はせず、RTやいいねをつける」27.5%、「懸賞やキャンペーン用」4.7%、「その他」1.6%だった。文章を投稿しないユーザーが6割を超えている。

次に、Twitterの主な使い方が「文章の投稿」とした人に、「ふだんTwitterに投稿する話題の傾向」を聞くと、「趣味など、自身が好きなものについて」42.7%、「日常の出来事、感情など」33.5%の2つが特に多く、合わせて7割を超える。その他には「知識、ハウツー」「自身の思想・哲学」「人間関係の悩み」「仕事のエピソード」「写真」「自虐ネタ」といった意見が並ぶ。

これらの意見を踏まえ、アスマークでは投稿内容の傾向を、以下の8つのクラスターに分類している:

  • 情報発信系
  • 日常・雑談系
  • 仕事系
  • 趣味系
  • 哲学・詩人系
  • ネガティブ系
  • 自虐・ネタ系
  • 自撮り系

さらにビッグファイブ理論をもとに「外交的/内向的」「調和的/自己的」「慎重/大胆」「楽観的/悲観的」「物事への関心が強い/物事への関心が薄い」の5つについて、ふだんの生活において、当てはまるものを選択してもらったところ、8つのクラスターごとの性格が浮き彫りとなった。

「日常・雑談系」「趣味系」以外はサンプルサイズが小さいため参考値だが、たとえば「ネガティブ系」「自虐・ネタ系」の人は自身を「外交的」「楽観的」と考えている人が目立つ。また「情報発信系」は「物事への関心が強い」と考えている人が多かった。

最後に「生活への満足度」を聞くと、「日常・雑談系」の投稿をする人は生活への満足度が高く、「趣味系」の投稿をする人は、満足度が低い傾向が見られたという。

調査概要

  • 【調査対象】週1回以上Twitterにログインする20~49歳の男女、Twitterの主な使い方が「文章の投稿」
  • 【調査方法】Webアンケート
  • 【調査時期】2021年12月17日~21日
  • 【サンプル数】480人(性別、年代、未既婚均などで割り付け)
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