博報堂のECプロジェクトが化粧品EC支援ソリューション「ソーシャルARコマース」を開発
博報堂と博報堂DYメディアパートナーズのEC領域特化の組織横断型プロジェクト「HAKUHODO EC+」は、化粧品EC支援ソリューション「ソーシャルARコマース」を開発した、と3月28日発表した。SNSにインフルエンサーが投稿した推奨メイクパターンをバーチャル体験し、まとめ買いを提案する。取り組みの第1弾で主婦と生活社の女性誌「ar(アール) 」でタイアップ型パッケージの提供を始めた。
デジタルマーケティング事業の博報堂マーケティングシステムズ、バーチャルメイク技術を提供するパーフェクトと連携した。ECでの化粧品購入比率が高まる中、AR(拡張現実)メイク体験ができるバーチャルメイク技術を導入する動きが化粧品メーカーで広がっていることに対応した。SNS、タイアップ記事サイト、企業ECサイトをパッケージにし、商品紹介から体験、購入まで継ぎ目なくつなぐ。
arのタイアップ型パッケージでは、化粧品メーカーの商品を使った推奨メイクパターンをインフルエンサーが自らのSNSアカウントで紹介し、arのタイアップ記事サイトでバーチャルメイク体験ができることを告知。ユーザーはバーチャル体験で気になる商品があれば「まとめ買い」(個別購入も可)を選択。化粧品メーカーのECサイトに誘導され、選んだ商品はECサイトのカートに引き継がれる。
化粧品メーカーはSNSを起点に潜在層に向けて自社ECサイトへの来訪促進が可能になり、バーチャルメイク体験で購買を促せるうえ、複数アイテムのまとめ買いによる客単価向上が期待できる。まとめ買い機能は、ECサイトで販売される個別商品を対象に、サイト外で組み合わせた商品購入を提案し、まとめ買いボタン表示での動作が行われるとECサイトにまとめ買い手続きを指示するシステム。
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