ブラザーがプリンターのリモート印刷機能を使った広告配信サービスの実証実験を実施

約100世帯にプリンターを貸与・設置、自動印刷される宅配事業のチラシ閲覧が可能に

ブラザー工業の国内販売子会社、ブラザー販売は、プリンターのリモート印刷機能を使った広告配信サービスの実証実験を11月1日に始める、と10月18日発表した。モニター約100世帯にブラザーのプリンターを貸与・設置。モニターはプリンターから自動印刷されるチラシが見られる。約6週間実験し、広告コンテンツの検証やシステムの安定性を調べる。

実証実験は、新潟県を中心に食品スーパーや宅配事業を手掛けるオーシャンシステムの協力を受けて行い、同社の宅配事業に関するチラシのデータを配信する。同社へのブラザーのヒアリングで、チラシはタイムリーな情報発信が難しいうえ、折り込みチラシは新聞購読者の減少で効果が下がっていることが課題になっていたため、実証実験することにした。

オーシャンシステムはショッピングアプリ「OM Channel(オムチャンネル)」を展開しているが、スマートフォンの画面は小さくてチラシと比べて見にくい、という意見があった。実証実験では、配信チラシの内容と購買データをひも付けた態度変容や受容性を調査する。リモート印刷は、インターネットを通じて遠隔のプリンターに指示して印刷する仕組み。

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