20代後半の会社員、「会社を退職した経験」がある人は驚異の4割超え【Wandering Seagull調べ】

約6割の人が、退職を決意するまでに1か月以上悩んでいる。

Wandering Seagullが運営する「退職だいじょうぶ」は、「若手社会人の退職意識や実態」に関する調査結果を発表した。20代後半(25歳~29歳)の会社員男女722人が回答している。

退職後の収入・生活の安定への心配がハードルに

まずストレートに「これまでに退職した回数」を聞くと、「0回」54.3%が最多ながら、「1回」28.7%、「2回」10.8%がそれに続くなど、半数近い20代後半会社員の約45%が、すでに退職を経験していた。

そこで、退職経験があると回答した330人に「退職を決意するまでにどのくらいの期間悩んだか」を聞くと、「1か月~3か月」28.8%、「ほとんど悩まず即決した」「1か月未満」同率19.4%が上位だった。「1か月未満」が、19.4%+19.4%の計39.8%も存在していると同時に、残る6割超が1か月以上悩んでいる様子もうかがえる。

続いて「退職を決断する際に重視した要素」を聞くと、「職場環境・労働条件の悪さ」47.9%、「職場の人間関係の悪さ」38.5%、「仕事のやりがい・成長の実感」37.3%が上位だった。

一方「退職を決断するうえで、主な心理的ハードル」を聞くと、「退職後の収入・生活の安定が心配だった」23.0%、「上司や同僚に退職を伝えづらかった」19.7%、「退職後の転職活動や次のキャリアに不安があった」19.4%などが上位だった。

最後に「退職後、キャリアや生活にどのような変化があったか」を聞くと、「ワークライフバランスが改善した」35.8%、「年収が増えた」30.0%、「仕事のやりがいや満足度が向上した」27.6%が上位で、ポジティブな変化が多くあがった。

調査概要

  • 【調査対象】20代後半(25歳~29歳)の会社員の男女
  • 【調査方法】インターネット調査(モニター提供元:RCリサーチデータ)
  • 【調査時期】2025年2月10日~12日
  • 【有効回答数】722人
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