電通デジタルが「偶発購買マーケティング」サービス開始 SNSでの「衝動買い」を設計

新規・ライト層の需要をInsight Hack、Algorithm Hack、Idea Hackの3つの手法で創造

電通デジタルは、SNSを基点にした新たなマーケティング手法「偶発購買マーケティング」による支援サービスの提供を始めたと6月26日に発表した。クリエイティビティとデータを掛け合わせてSNSを基点にコンタクトポイントを創出し、商品やサービスとの偶発的な出会いから購買に至る「衝動買い」体験を設計する。新規層とライト層ユーザーの需要創造を強化し、企業のマーケティングROI(投資利益率)向上を目指す。

国内電通グループが発案した「偶発購買デザイン」に着想を得て、SNSを従来の理解促進から需要創造の中核と捉え直した。意図的に購入する「計画購買」と異なり、目的なく情報を回遊してSNSで商品を発見したり、特定コミュニティから推奨されたりして生じる購買行動を設計する。戦略設計、クリエイティブ制作、アルゴリズム解析、アイデア開発の専門人材を集めた社内横断組織「偶発購買マーケティングユニット」を結成した。

「偶発購買マーケティング」の特長

①Insight Hack、②Algorithm Hack、③Idea Hackの3つの手法で「衝動買い」体験を設計する。①では独自の「Tribe Driven Marketing」でブランド設計やコミュニケーション戦略を立案。②で社内組織の知見や「∞AI(人工知能)」等のAIソリューションを活用してメディアプランニングを最適化する。③は担当者の知見と生成AIを掛け合わせて質の高いクリエイティブアイデアを開発。ユーザー基点での顧客体験創出も支援する。

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