契約数1,678%アップ!Facebookのターゲティングツールを活用したレクサスの動画広告の本気度がすごい。
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Facebookのターゲティングツール、使いこなせていますか?
ご存じのかたも多いと思いますが、実はFacebook広告はさまざまなターゲティングによる配信が可能。「ユーザー情報」、「興味関心」、「ページとの繋がり」、「端末情報」など多岐にわたる項目からユーザー情報を分析して細かいターゲティングを行うことができるのです。
しかし、このターゲティングをうまく利用できている企業はあまり多くない、というのが現状ではないでしょうか。
そこで、今回はFacebookのターゲティングを最大限に使って大規模な広告展開を行った企業の事例をご紹介したいと思います。
今年、アメリカのトヨタが行ったあるFacebook動画広告が話題になりました。レクサスのNXモデルの広告だったのですが、なんと動画を1,000本以上制作してキャンペーンを行ったのです。動画を1,000本以上作ったのは実はユーザーターゲティングのため。ユーザーの趣味嗜好に合わせて動画を配信するためだったのです。特にFacebookのツールの中でもレクサスは自社の顧客に似たユーザーをFacebookユーザーの中から集め、ターゲット指定できる類似オーディエンス機能を活用しました。
各動画は可能な限り、ユーザーの趣味嗜好に関連性の高いものを配信するようになっています。その中でレクサスNXの魅力が伝わるような動画設計することでユーザーにブランドを身近に感じてもらう狙いです。たとえば旅行が大好きなユーザーにはレクサスNXとともに、旅行に関連する商品を動画に取り入れるというような具合です。
実際の動画はコチラにあります
こうして、ユーザーの趣味嗜好に合わせて動画配信を行った結果、1,120万人のユーザーに動画を配信、そのうち1,080万人が動画を視聴する結果となりました。また、広告効率は300%アップ、そして成約率は1678%と大きな効果を得ることとなりました。
この広告は広告業界でも注目され2015年夏のグローバルデジタルマーケティング賞の最優秀賞を受賞しました。
レクサスのような大規模な動画展開はなかなか難しいかもしれませんが、ターゲティングツールを活かした広告の良い例として参考になりますね!
いかがでしたでしょうか?
アメリカというだけあってキャンペーンも大規模で面白いものが多いですよね。
日本でも実践できる色々なアイデアがつまっていますので、どんどん参考にしましょう♪
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