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Webサイトを運用している方であれば「Google Analytics」というキーワードは聞いたことがあるかと思います。Webサイトのアクセス数を確認するとき、どのようなキーワードからアクセスされているか動向を見たい時など、Google Analyticsは非常に便利なツールです。
しかしBtoBのWebサイトは、ECサイトのようにアクセス数が売上に直結するような仕組みではないために、Webサイトの果たしている役割を把握することが難しいのが現状です。 では、BtoBのWebサイトにおいてGoogle Analyticsはどこを見るべきなのか、そのポイントと見方をご紹介します。
Google Analyticsで見るべき4つのポイント
Google Analytics初心者が、BtoBのWebサイトにおいてまず見るべきポイントは、以下の4つです。
1.Webサイトにはどれくらいの方が訪れているのか
2.Webサイトへの流入の経路
3.どのページがどれくらい見られているのか
4.どこからのアクセスが多いのか
前編である本記事では、1の「どれくらいの方が訪れているのか」について解説します。
1.Webサイトにはどれくらいの方が訪れているのか
Google Analyticsにログインしたら左側のメニューから「ユーザー」→「サマリー」を選択します。ここではWebサイト来訪者の数や来訪者の方々が閲覧された総ページ数などがわかります。用語の解説をしていきましょう。
セッション
ユーザーがページ閲覧を開始し、終了するまでの一連の行為のこと。 例えば、あるユーザーがTOPページに流入し、次にサービス案内ページを閲覧し、3ページ目に問い合わせページを閲覧したような場合、これを「1セッション」と表現します。 なお、下記のような場合は、セッションが一旦切れてしまいます。一度セッションが切れたあとに再度サイトに訪問した場合、同一人物であっても、「2セッション」とカウントされます。 ・日付をまたぐとき(23:59~24:05をまたいで閲覧している時、2セッションとしてカウントされます ・30分以上動きがないとき(30分以上ページを開いたままにしたあと、閲覧を再開した場合、2セッションとしてカウントされます)
ユーザー
Webサイトに訪問した人数のこと。 例えば、直近1週間でセッションが100だったとして、うち、20名はその1周間で2度訪問してくれたとしましょう。そうすると、実質は80名しか訪問していないので、「ユーザー」は80となります。つまり、「ユーザー」はセッションの中で重複を除いた数字になるのです。
ページビュー数
ユーザーが閲覧したページの合計数のこと。PV(ピーブイ)数とも表現します 例えば、下記の場合、ページビュー数は10となります。
1/1 Aさんが合計3ページ閲覧
1/2 Bさんが合計2ページ閲覧
1/2 Aさんが合計5ページ閲覧
なお、同じページを再度読み込んだ場合や、先ほど見ていたページに戻った場合も 「1PV」とカウントされます。
この他にも押さえておきたい項目はあります。こちらもご覧ください↓
https://www.marketingbank.jp/special/cat07/294.php
次回
残りの3つの「BtoBのWebサイトにおいてみるべき」ポイントをご紹介していきます。まずは、今回の内容でWebサイトのアクセス数の概要は把握いただけたと思います。次回の内容は、今回より少し掘り下げて、個別のページ別の来訪者数や、一部の来訪者(企業名)を特定する方法をご紹介したいと思います。
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