テクノロジーの世界を変えたスティーブ・ジョブズの素晴らしき35年間 | SEO Japan

SEO Japan - 2011年9月2日(金) 10:04
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Appleのスティーブ・ジョブスがCEOを辞任したニュースはいつか来ることと予想されていたこととはいえ、それなりの衝撃を持って世間に受け止められました。30年以上IT業界で活躍してきた彼ですが、多くの方にとっては、Apple、そしてスティーブ・ジョブスといえばiPodやiPhoneなどMacintosh以降の製品の方がお馴染みかもしれませんね。今回は、CEO辞任を記念?してスティーブ・ジョブスがAppleと共に歩んだ歴史をThe Next Webが簡潔にまとめてくれていますので紹介します。 — SEO Japan スティーブ・ジョブズがAppleのCEOを退任し、後継者のティム・クックがその地位を引き継ぐという先日の発表は意外なものではなかった。私達は、ジョブズが健康上の理由で最初に休職して以来、この日が来ることを予期していたし、Appleの後継計画については多くの議論がなされてきた。しかし、それでもそれが大きなニュースであることに違いはないし、投げかけたい疑問や考えるべき疑問はたくさんある。 こんなにも重要な時代の終焉において最も大切なことは、恐らく、その時代をじっくり省みてそこで成し遂げたことを見直すことだろう。その基準点なしでは、これからの数年クックがどれ位うまくやっているかを判断するのは難しい。クックにとっては残念なことだが、優秀だった前任者の後任として担っている責任はとても重い。ジョブズは、テクノロジーのビジネスにおいて、超人的とも言えるほどの技をやってのけてきたのだ。 Apple I & II 1976年4月1日、スティーブ・ジョブズはスティーブ・ウォズニアックとロナルド・ウェインとAppleを設立し、コンピューターキット、Apple I の販売を始めた。西部劇に登場する派手な小道具のような美的魅力を持ったAppleⅠは、その他の趣味コンピューターがキットの形でしか販売されていなかった時に、初めて完全に組み立てられたサーキットボードとして販売された。ウォズが販売前にそれらを自らの手で組み立てていたのだ。 翌年の1977年初め、Appleは法人化された。ほとんど忘れ去られたままの共同設立者のロナルド・ウェインは、たったの800ドルでジョブズとウォズに会社の株を売り戻した。ウェインは、わずかな差で大富豪になるチャンスを逃したのである。 Apple Iが市場に紹介されたちょうど1年後の1997年4月、AppleはApple IIの販売を始めた。ジョブズとウォズは、カラーグラフィックスとオープンアーキテクチャを入れることによって主要な競合他社の先を行った。Apple II は、スプレッドシートアプリVisiCalcのターゲットプラットフォームとして選ばれるまではむちゃくちゃに売れているわけではかった。これによって、このプラットフォームが仕事の機器との互換性を求めた家庭ユーザーと企業の間で人気となった。VisiCalcがApple IIの成功の道を開き、魅力的なアプリの価値を早くにジョブに教えたのだった。 GUIの台頭 Appleは、グラフィカルなユーザーインターフェースを考案した功績があると考えられることがしばしばある。しかし、そうではなかった。ジョブズが何人かのAppleの従業員と共に、革命的なGUIを持ったXerox Altoを調査するためにXerox PARCを訪れた時には、ジョブズはこれがコンピューターの未来だと知っていた。Appleは、株式公開前の価格で株を買う選択権と引き換えにそのマシンとPARCの設備に3日間アクセスすることを交渉し、Apple Lisaプロジェクトにその知識を利用し始めた。 ジョブズのあのしゃくに触る人格を示す早くからの例として、ジョブズは、Lisaプロジェクトに力を注いで4年が経った1982年にこのプロジェクトを追い出された。彼は、Lisaのような高価なデバイスに対する安価な代替案に取り組んでいるMacintoshプロジェクトのチームに移動した。二つのチームは、ジョブズにけしかけられて、お互いに最初に市場に出すことを競い合って発展した。 LisaチームがMacintoshチームに勝ったものの、Lisaは大失敗に終わった。Macintoshが市場に出ると、その低価格と革命的なGUIによってヒットしたのだ。 権力抗争とNeXT 1985年、ジョブズとCEOのジョン・スカリーが、ジョブズのお金のかかる試行的なプロジェクトをめぐって争い始めた。ジョブズがスカリーを排除しようとする試みに失敗すると、理事会はジョブズから経営幹部の地位を剥奪した。ジョブズはすぐに辞職して、ハイエンドなコンピューターとソフトウェアを作るNeXT Incを始めた。 NeXTは商業的には失敗したが、そのソフトウェアは革新的だった。1996年末、Appleはこの会社を買収するために4億2900万ドルと150万ドルのAppleの株を支払った。この取引は、ジョブズがキャッシュを獲得しないように計画されたものだったが、彼は150万ドルのAppleの株を全て手に入れた。Appleの主な目的は、NeXTSTEPオペレーションシステムを買収してそれを自社の次のオペレーティングシステムの基盤にすることだった。ジョブズは、コンサルタントとしてこの買収と共にやって来て、3年間で最安値の株価と損失の増加をもたらしたギル・アメリオを理事会が排除した後、1997年には臨時CEOとして介入した。“臨時の”CEOとして3年が経った2000年、ジョブズは正式にCEOの地位を手に入れた。彼は自分が作ったにも関わらずその地位を追われた会社の責任者として再び戻って来たのだ。 ジョブズはNeXTでユニークな企業文化を築いた。とげのある男で製品にばかり目を向けて特に思いやりがあるわけでもないという彼の評判にも関わらず、彼は、配偶者だけでなく同性愛カップルにまで健康保険給付金を拡大するなど、時代に先駆けて社会的文化的決断をした。これは、彼がAppleに持ってきた姿勢であり、社会的に進歩的で需要的な会社として広く知られている。それは、Appleの新しいCEOティム・クックがゲイであることを語っているのかもしれないしそうではないかもしれないが、ゲイの男性が世界最大の会社の1つを経営するなど昔なら想像しがたいことだった。 大掃除 1997年、ジョブズは悪魔のMicrosoftとの取引をまとめた。多くの人がこの取引は、ジョブズが戻って来た時に会社が陥っていたお粗末な状況の結果、破産寸前となったAppleが生き残るための手段だったと見ている。Microsoftは、投票権のない株式と交換で、Appleが切望していたお金、1億5000万ドルを投資し、Mac用にMicrosoft Officeの新バージョンをリリースすることに同意した。 さらに同じ年に、ジョブズはeコマースの高まりに先駆け、さまざまな製品を顧客に届ける受注生産戦略を使ったオンラインストア、Appleストアをオープンした。 1998年、AppleはiMacを発表した。Appleにおけるジョブズの戦略は、コンピューターをユーザーの生活のデジタルハブ、つまりインターネット世代と共にやって来るデジタルなライフスタイルの中心にすることだった。iMacはオールインワンコンピューターで、ジョナサン・アイブが率いるデザインチームの最初のアップル製品だった。アイブは、PowerBook G4、Cube、 MacBook、ユニボディのMacBook Pro、MacBook Air、iPhone、iPadのアイコニックなデザインを導き出し、ジョブズの中心的チームの1人となっていく。 ジョブズは、その創造力に富んだ市場を、顧客であり伝道者であるユーザーの重要なニッチとして特定した。今日でも、WindowsのコンピューターよりもMacを使っているデザイナーやデベロッパーやミュージシャンやその家族を見つけるのは簡単だ。Appleは、そのオーディエンスを固めるためにさまざまな戦略的買収をした。Macromedia社のFinal Cutを購入して、その製品をiMovieとFinal Cut Proに変えた。Shakeという製品のためにNothing Real社を買収し、ShakeはFinal Cut Proの一部となり、Emagic社のLogicは、GarageBand、Logic Express、Logic Proとなった。iPhotoの内部開発に加え、これがAppleにプロフェッショナルな製作者や消費者のためのアプリケーションの広がりを与えた。iLifeは、OS Xを搭載したMacの主なセールスポイントの1つになっていく。 NeXT OPENSTEPとBSD [...]
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