ヤフーがアルゴリズムを更新するたびに壊れていく…… など10+1記事(海外&国内SEO情報)
- ヤフーがアルゴリズムを更新するたびに壊れていく……
(ネットde集客 Webマーケティング支援 - ブレインネット)ヤフーは、検索アルゴリズムをバージョンアップしたことを7月5日に公式アナウンスした。大きな順位変動とともに、バグにも思える不可思議な現象も起こっているようだ。
たとえば次のような現象が、こちらのブログでは報告されている。
- 正規化しているはずのURLが正規化されていない
- 内部・外部に手を加えていないサイトのトップページが1位に表示されるべき検索で突然1位に出なくなる
- キャッシュがおかしい(www有り無しでキャッシュ内容が違うなど)
- 被リンクはあるのに、なぜかそのページがインデックスから削除されている
- SERPに妙なパラメータ付きのURLが表示される
- トップページのみインデックスが削除される。しかし中ページは無事
- 「site:ドメイン 【テキスト】」と打つと、【テキスト】の部分がページタイトルとして表示される場合がある
これらのいくつかは過去のアルゴリズム更新でも発生している。修正されるものの再び起こるのだ。なんとかならないものだろうか。
日本語で読めるSEO/SEM情報
- 過ぎたる(SEO)は及ばざるが如し
(阿曽 鉄之輔(tetsunosuke_aso) on Twitter)SEO業界で古くから活動していた阿曽氏のツイートを紹介する。
SEOを意識したコーディングはもはや「やったほうがいい」よりも「やるな」のほうが多い。検索エンジンのSEOに対する対策に対する対策のため。具体的な事例を知りたかったのだが、クライアントとの守秘義務のため詳細は明かせずまたデータを取ったわけではなく経験的に感じているということであった。しかし渡辺隆広氏が次のようなツイートでフォローしてくれた。
良かれと思ってSEOの部分最適を積み重ねてみた結果、全体が過剰最適化になってしまう、という事例はよく見ます これを回避させるために「やってはいけない」というリストも別途作る必要が出てきますニュース系サイトが、過去の記事もクロールされやすいようにと「過去記事一覧」とかいろいろなナビゲーションを詰め込んだ結果、ページ全体の80%近くがナビゲーションリンクとそのテキストで埋め尽くされてた、というのがありますw さじ加減がわからないんだと思いますさじ加減をすべて定量的に示すのは難しいですし、ライターさんとかマークアップエンジニアさんとか、さらに複数の人が絡む案件の場合は、禁止ルールを作ってあげたほうがよいことがあります - Bing日本版が7月13日にいよいよ正式登場、Webマスター向けTips集も
(MSN Japan)今か今かと待ちわびていたBingの日本版がついに正式に登場する。7月13日が公開日だ。
日本マイクロソフト株式会社の代表執行役社長、樋口氏がお気に入りの「ベストマッチ」や「ホバープレビュー」など、グーグルやヤフーにない機能をひっさげてどこまでシェアを伸ばすことができるか注目したい。
ちなみに、Webマスター向けTipsがまとめられているので、参照してほしい。「Bingで上位表示させるためのポイント」「サイト正規化における問題と解決法」など、Web担当者向けの情報が整理されている。
- ヤフー検索のメニューから「ヤフーカテゴリ登録サイト」が消えた
(Satoru.net)ヤフー検索の検索ボックスの上には、検索のタイプとして「ウェブ」「画像」「ブログ」「地図」などのリンクが並んでいる。
このなかには「登録サイト」としてヤフーカテゴリへのリンクも含まれていた。しかし7月5日の日中に突如として消えてしまったことをSatoru.netさんが発見している。メニューのリンクから登録サイトに絞り込むユーザーが少ないからだろうか。ヤフービジネスエクスプレスから有料でカテゴリ登録を申し込んだウェブ担当者には歓迎できない変更かもしれない。
- 日経BPネットの有料リンクペナルティが解除?
(晴練雨読)以前に、日経BPネットが有料リンクを掲載していることをWeb担が指摘して、その後、日経BPネットのツールバーPageRankが下がったという出来事があった。
グーグルからペナルティを受けた可能性も噂されていたのだが、今は元の数値に戻っているようだ。当該のページを見ると以前あったSEO用の有料リンクがなくなっているので、有料リンクを外してグーグルに再審査をリクエストし、受理されたのだろう。
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