「SEOのために必要なページの文字数」知りたい人、集まれ~!!【SEO記事12本まとめ】
「SEOで上位に表示されるためには、文章を何文字以上にするのがいいか?」を気にしている人がいたら、ぜひこの記事を読んでほしい。あなたにピッタリの情報がここにある。
ほかにも、「グーグルがMFIでレスポンシブ ウェブ デザイン激推し?」「健全なウェブサイト運営の心構え」「MFIでページ表示速度の順位への影響が強化?」などなど、SEO関連の情報をまとめてお届けする。
「SEOのために必要なページの文字数」知りたい人、集まれ~!!
過去からなにも学んでいない証拠 (木村賢 on ツイッター)
こんな質問を見たことがないだろうか。
こうした考え方に関して、アメーバブログなどサイバーエージェントのSEOを指揮している木村賢氏が、次のような意見をツイートしていた。
「SEOのためにはコンテンツは何文字以上必要ですか?」という質問ほど、何のためにウェブサイトを運営するのか意味不明で、SEOもサービスも失敗に導く質問はないと思う。検索エンジンのためだけにコンテンツ作って上がる時代じゃないし、過去から何も学んでない。恥ずかしいと思ったほうがいい。
— 木村賢(Satoshi Kimura) (@kimuyan) 2017年6月7日
表現としてはやや辛口だが、言っていることはまったくそのとおりだ。
コンテンツをネットに公開するのは、検索エンジンのためではなく、ユーザーのためだ。検索エンジンは、あくまでもその間に存在するに過ぎない。
だから、「どんな内容を」「どれぐらいの分量で」「どう見せるか」は、どんなユーザーのどんなニーズや課題に応えるかによって決めるべきなのだ。
たとえば、同じ料理ジャンルだとしても、「ゆで卵」のレシピと、「ルーをイチから作るバターチキンカレー」のレシピとでは、適切な情報量はまったく異なるだろう。
また、料理の「初心者向け」なのか「熟練者向け」なのかによっても、盛り込むべき情報は異なるはずだ。
検索エンジンの評価という視点だけで文字数を気にする発想は、ユーザーが目に入っていない証拠にほかならない。
さらに言えば、コンテンツは必ずしも文字だけで作るとは限らない。情報のタイプによっては画像やイラストが適していることもあるだろう。たとえば、「ネクタイの結び方」を解説するのならば、文字よりも動画のほうがずっとわかりやすいはずだ。
コンテンツ作成に際しては、量だけではなく手段も考えたい。
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グーグルがMFIでレスポンシブ ウェブ デザイン激推し?
動的な配信・別々のURLなら適切な対応を確実に (木村賢 on ツイッター)
グーグルはモバイルファーストインデックス(MFI)推進にあたって、以前にも増してサイトのPC/モバイル対応の構成としてレスポンシブ ウェブ デザインを推しているようだ。
しかし、その背後にあるのは、世の中のウェブマスターの設定ミスと、その対応に困っているグーグルという事情ではないかと思われる。
今週始めに米シアトルで開催されたSMX Advanced 2017カンファレンスに参加していたサイバーエージェント社の木村賢氏のツイートを紹介する。
MFIをテーマにしたグーグルのゲイリー・イリェーシュ氏のセッション中に投稿したものだ。
レスポンシブお奨めみたいな話だけど、canonicalやalternateが欠落してたり、ストラクチャデータが設定されてなかったりしてMFIで変になるやつが結構あるから、、みたいな話。レスポンシブにすることでミスしにくくなるでしょ。って話だと思う。 #SMXAdvanced
— 木村賢(Satoshi Kimura) (@kimuyan) 2017年6月13日
レスポンシブは推奨してる内容だけど、ダイナミックサービングやセパレートだとダメってわけではなく「Googleもサイト運営者も大変だよね?」ってことじゃないかなと。レスポンシブだと上がりますってことではないだろう。当然。 #SMXAdvanced
— 木村賢(Satoshi Kimura) (@kimuyan) 2017年6月13日
でも、モバイルでコンテンツが少なくしているダイナミックサービングとかセパレートのケースとかはあんまりよろしくなさそうだなあと。
— 木村賢(Satoshi Kimura) (@kimuyan) 2017年6月13日
あと実際にセパレートからURL統合しただけでクロールまわりは改善した経験あるからセパレートは避けた方がいい気はする。#SMXAdvanced
新たに明らかになった情報ではないが、補足を加えてわかりやすく説明し直そう。
モバイルサイトの構成としてー、グーグルは次の3種類をサポートしている。
以前からグーグルとしてはレスポンシブ ウェブ デザインを推奨している。モバイルファーストインデックス(MFI)の導入に際して、さらにレスポンシブ推奨の度合いが高まった。大きな理由は次の2つに集約されるだろう。
PC向けページとモバイル向けページの差がない(少ない) ―― レスポンシブではHTML自体は同じなので、コンテンツ・metaデータ・構造化データが、PC向けでもモバイル向けでも同じ。ということは、MFIに切り替わっても影響がない(少ない)。
「動的な配信」と「別々のURL」の構成では、モバイル向けページでコンテンツを削っているサイトがあり、MFIの影響を受ける可能性がある。
アノテーションの設定ミスが存在しない ―― 「別々のURL」構成ではアノテーション(
link rel="canonical"
やlink rel="alternate"
などのタグ)を正しく設定していないと、モバイル向けページとPC向けページの対応関係を適切にグーグルが認識できない。
実際にアノテーションの設定ミスはかなり多いと聞いたことがある。そうしたページを適切にインデックスするのが難しいことが、グーグルがレスポンシブを推してきた理由だと、業界的には考えられている。
そこにMFIが本格的に導入されると、そうしたページのインデックスでさらに問題が出るのだろう。
それに加えてMFIの影響を受ける可能性が高い「モバイルでコンテンツを削っている」ページの存在などもあり、レスポンシブ推しが強まっているのだろうと推測される。
繰り返しになるが、次の2点に注意してほしい。
「レスポンシブ ウェブ デザインにすればグーグルの評価が上がる」ということでは、決してない。
「レスポンシブ ウェブ デザインへ移行しなければならない」ということでもない。
ただし、前述の解説でよくわからない場合や、正しく対応できているか不安な場合は、レスポンシブにしておくのはいいかもしれない。そのほうが、問題が起きる可能性を減らすのに効果があるかもしれない。
とはいえ、すでに「動的な配信」や「別々のURL」で構成していて、それを変更しづらい場合もあるだろう。そういう場合は、グーグルが提供する関連情報を見逃すことなく、必要に応じて確実に対応しておくことが重要だ。
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大量に記事を転載されたときの対処・広告の掲載場所・所有サイト間のリンクなど、6月のウェブマスターオフィスアワー開催
3人のグーグル社員が一同に介して質問に回答 (ウェブマスター オフィスアワー)
恒例となった毎月開催のウェブマスター向けオフィスアワーの6月版が開催された。日本滞在中の長山氏、金谷氏、あんな氏の3人が一堂に会しての開催だ。
今回取り上げられた質問は次のようなものだ。多岐にわたるトピックになっている。
- 大量に記事を転載された場合の対処方法
- サイト内広告枠の位置
- PC検索結果にモバイルURLが表示される理由と対策
- robots.txtでブロックされているURLのクロールとインデックス
- 検索アナリティクスの「掲載順位」の定義
- 管理権限がないサイトの再クロール依頼
- 短縮URLがインデックスされてしまう
- モバイル検索結果のサムネイル画像
- 多言語サイトの最適化
- ECサイトの存在しないページの対処
- 大規模サイトのキーワードページ
- インデックスされないページ
- 検索アナリティクスの数値の際
- 検索順位の基準
- 所有するサイト間のリンク
- DMCA侵害の申し立て申請が却下される
まだ視聴していな人のために、YouTubeにアップロードされた録画を埋め込んでおく。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
- ホントにSEOを極めたい人だけ
アフィリエイトサイトから学ぶ、健全なウェブサイト運営の心構えとは?
あなたのサイトの存在意義は? (iscle)
あなたはアフィリエイトサイトについてどのような意見やイメージをお持ちでしょうか?
「お金儲けのためのサイト」
「広告ばかりで鬱陶しい」
「検索結果から消えてしまえばいい」正直、上記のように思われている方は多いのではないでしょうか?
こうした問いかけをしているのは、あるセミナーイベントの参加者。グーグル サーチクオリティチームの金谷氏が登壇したセミナーに参加した人が、レポート記事でアフィリエイトとSEOに関して解説している。
アフィリエイト向けのセミナーだったのだが、一般のウェブ担当者にも共通のトピックが多かったようだ。大きく分けて次の3つのテーマを、記事ではまとめている。
- 健全なアフィリエイト・エコシステム
- ウェブマスター向けガイドライン(品質と不正なハッキング)
- 再審査リクエストのポイント
特に注目したいのは1つ目の「健全なアフィリエイト・エコシステム」だ。アフィリエイトサイトに向けてのものだろうと無視してはいけない。一般のサイトにも通じる、一番重要な観点だと筆者は考える。
少々長いが、次のように書かれている。
金谷氏は「アフィリエイトサイトは必要なの?存在する意味は?」と問いかけます。これは「アフィリエイトサイトが全く必要ない」と言っているわけではありません。「そのアフィリエイトが広告主やユーザーにとって本当に有益なものなのか」ということです。
内容がありきたりで似通ったアフィリエイトサイトがいくつも検索結果に表示され、公式サイトになかなか辿り着けなかったり、本当にその商品やサービスが良いものなのか判断に困った経験があなたにもあるでしょう。
ユーザーにとって信憑性の高い情報が見つけにくくなったり、公式サイトに辿り着くまでに余分なステップが必要となってしまいます。広告主にとっては無駄な広告費用が発生する可能性もあります。
ここに書かれている金谷氏の発言は、アフィリエイトサイトに限ったことではない。あらゆるサイトに当てはまる。
最初の問いかけを次のように置き換えてみて考えてみてほしい。
あなたが運営するサイトは必要なの? 存在する意義は?
あなたが管理するウェブサイトは検索ユーザーにとって必要だろうか?
ウェブに存在する意義(=ユーザーの役に立っている)はあるだろうか?
ユーザー視点が欠けていたら、どんなサイトでも価値がない。そして、あなたのサイトでしか得られない情報をユーザーに提供しなければならない。
ちなみに金谷氏は全国でこうしたセミナーに登壇する機会を探している。
引き続き講演依頼は受け付けております。ある程度の規模と信頼できる運営団体、というのがポイントです。地域的には東方、信越、中国、福岡以外の九州とかいいですが、他の地域でも大丈夫です。謝礼等不要です。現在大阪で1つ、また別の地域で11月開催調整中です。ご連絡お待ちしてます!!
— 金谷 武明 Takeaki Kanaya (@jumpingknee) 2017年6月11日
問い合わせは、オフィスアワーの質問フォームからで構わない。ただし、連絡先を必ず明記すること。
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最先端のモバイルウェブ技術を知ることができるプレゼンスライド
PWAとAMPの最新情報まとめ (Yui Sakamoto on Speaker Deck)
最先端のモバイルウェブ技術とも言える、PWAとAMPの最新情報をまとめたプレゼンテーションスライドを紹介する。米
カリフォルニア州マウンテンビューで5月に開催されたGoogle I/O 2017のセッションで提供された情報をベースに作られている。
新しい技術をモバイルサイトに積極的に取り入れているなら、参考になるだろう。
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