アイ・ティー・テレコムなど3社がセキュアメッセンジャーを法人向けにASP提供

アクセス履歴を生ログとして記録し情報漏えいや私的利用のモニタリングが可能

移動体販売や法人向けブロードバンドサービス事業を行うアイ・ティー・テレコムと、メッセンジャー開発ののQript、システム運用のリンクは、セキュアメッセンジャー「Yocto(ヨクト)」の法人向けASPサービスの提供を3月4日開始した、と同日発表した。Qriptとリンクの共同事業として、アイ・ティー・テレコムがサービス提供する。Yoctoは、社員がやりとりしたメッセージ内容も含め、アクセス履歴を生ログとして記録。通信の暗号化、ユーザー一元管理もされ、情報漏えいや私的利用を企業の管理者がモニタリングできるよう設計。情報漏えいが発生した場合に原因を探る検索性にも優れるという。

今回サービス提供するのはASPタイプだが、サーバー導入タイプと同等の機能を持つ。システム開発会社をはじめ日常業務でメッセンジャーの利用頻度が高い企業にとって、内部統制の一環としてフリーのメッセンジャーから切り替える場合、コストを抑え、管理面の負担を軽減するメリットがあるという。5ライセンスパック単位で提供。5ライセンスパックは初期費用5万400円、月額費用5040円。

アイ・ティー・テレコム
http://www.it-telecom.co.jp/

Qript
http://www.qript.co.jp/

リンク
http://www.link.co.jp/

Yocto
http://www.yocto.ne.jp/asp/

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