電通、スマートフォンの利用実態調査結果でユーザーが3年間で3%から36%に急増

スマートフォン利用者の9割は携帯電話から乗り換えて生活が楽しくなった、と回答

広告代理店大手の電通は、スマートフォンの利用実態調査の結果を3月29日発表した。ユーザーは3年間で3%から36%に急増し、この1年では特に10代の利用率が大幅に上昇した。スマートフォンユーザーの約9割が、通常の携帯電話から乗り換えて生活が楽しくなったと答え、フルブラウザ、SNS・ミニブログ、動画共有サービスの利用が広がっていた。タブレット端末の普及率も1割近くに達していた。

調査は、2012年1月に関東地区の15~49歳の携帯電話利用者にインターネットで実施。サンプル数は1000(うちスマートフォン利用者は358)。スマートフォンのユーザー比率は、2009年1月の1%から、2010年1月3%、2011年1月14%となり、2012年1月には36%に増えた。最近1年の伸びは10代が大きく、男性が7%から37%、女性が7%から31%に拡大した。利用率が最も高い年代は、男性は40代、女性は20代で、どちらも41%。

携帯電話から乗り換えた感想では、89%が生活が楽しくなった、と回答。利用していることは、フルブラウザでのPCサイト閲覧が80%、SNS・ミニブログが54%、動画共有サービス51%。携帯電話だとそれぞれ17%、26%、12%となり、スマートフォンに換えたことで利用が広がった。一方、タブレット端末のユーザーも9%にのぼり、今後の伸びが予想される。

電通
http://www.dentsu.co.jp/

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