ビデオリサーチ、スマホユーザーのアプリ利用実態調査で、昼休みに利用するアプリは「LINE」など通信系が45.2%
インターネット利用状況調査のビデオリサーチインタラクティブは、スマートフォンユーザーのアプリ利用データを分析するサービス「Cloudish」の2014年11月度のデータを使用して、平日の昼休みの時間帯(12時台)におけるAndroidスマートフォンのアプリ利用状況についてまとめ、1月13日発表した。平日1日当たりのアプリ利用率を時間帯別でみると、7時台と12時台、17~22時台にアプリ利用が活発になっていることが分かった。昼休みの時間帯である平日12時台のアプリカテゴリ別起動回数シェアをみると、「LINE」など通信カテゴリアプリの起動回数が45.2%だった。「パズル&ドラゴンズ」などゲームカテゴリは13.1%、電源管理などのツールカテゴリが11.3%、「Twitter」「Facebook」などソーシャルメディアカテゴリは10.1%だった。調査は2014年11月度の祝日を除く平日の18日間を対象に、「Cloudish」搭載の対象期間のアプリ利用ログデータの属性が判別できる2万6363サンプルを利用して実施した。
昼休み時間帯(12時台)の全体の利用率は30.8%だった。性年代別では学生が多い女性10代では校内へのスマホ持ち込み禁止や使用制限などの学校ルールがあることから、21.7%と相対的に低い結果となった。勤め人が多い男性30代では41.9%と高い利用率を示している。昼休みのアプリ利用状況が特徴的だった女性10代と男性30代に関して、利用率上位アプリタイトルをみると、ともに「LINE」が最も高く、利用者1人当たりの平均起動回数も他アプリより多くなっていた。女性10代では「LINE camera」「カメラ360」「無音カメラ」などカメラアプリが多くランクインし、「Instagram」や「Twitter」など、写真でコミュニケーションできるソーシャルアプリも上位にランクインしていた。男性30代では、利用率上位20位までにゲームアプリが7タイトル(女性10代は2タイトル)ランクインしていることが特徴といえる。
ビデオリサーチインタラクティブ
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