10代～20代ユーザーの6割がPC・スマホでオンライン動画を視聴、10代の動画接触率はテレビと拮抗

インターネット広告のサイバーエージェントは、国内動画メディアの接触率調査を実施し、8月10日、調査結果を発表した。各世代の動画メディア接触状況をテレビ、PC、スマートフォンのデバイス別にみると、10代～20代は6割がPC・スマートフォンでオンライン動画を視聴していた。10代におけるスマートフォンからの閲覧は80％で、90％前後を維持するテレビに迫る勢いがあった。また、10代～40代の半数以上はPCから動画を視聴していた。調査は6月9～11日に、全国の15歳～69歳の男女インターネットユーザー3万人を対象にインターネットを利用して実施した。

PCにおけるオンライン動画メディアの接触状況は、「YouTube」の接触率が全世代を通してもっとも高く、男性若年層では約70％だった。「ニコニコ動画」は男性若年層で一定のシェアを獲得し、10代～30代男性の3人に1人が接触していた。女性若年層はソーシャルメディア経由でのオンライン動画接触率が他世代よりも高かった。スマートフォンにおけるオンライン動画メディアの接触状況は、やはりYouTubeの接触率がもっとも高かった。PCでソーシャルメディア経由の動画接触率が高かった女性若年層は、スマートフォンにおいてもソーシャルメディア経由の接触率が高かった。また、10代女性では「LINEフリーコイン」の含有率が30％以上と、男女10代～20代のLINEフリーコイン含有率10％前後と比較して3倍以上高かった。

サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/

国内動画メディアの接触率調査
http://www.cyberagent.co.jp/files/topics/10844_ext_04_0.pdf