2021年上半期にWebサイトで使われた漢字は偏りあり? 1位「報」で2位「情」【SBテクノロジー調べ】
漢字以外だとカタカナが多い? トップ20の半分をカタカナが占める。ひらがなは4位に「の」。
2021/8/5 16:00 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
SBテクノロジーは、「2021年上半期 使用頻度の高い文字 トップ20」を発表した。同社が提供するWebフォントサービス「FONTPLUS」が7月27日で10周年を迎えたことを記念し、利用全サイトを対象に、使用頻度の高い文字を集計した(期間:2021年1月1日~6月30日)。
使用頻度の高い文字はひらがなよりカタカナ
まず「漢字を除く日本語(ひらがな/カタカナ)・欧文・数字・記号」などを対象に集計を行った。その結果、もっとも使われていた文字は「ー(長音符)」だった。「コンピュータ」「インターネット」など、「ー(長音符)」が使われているほか、「わーい」「ありがとー」など、従来の表記が長音符で書かれるパターンも増えている可能性が考えられる。
次に「漢字」(日本語フォントに収録されている13,000字以上)を対象に集計を行った結果、もっとも使われていた漢字は「報」。続いて2位は「情」だった。
「報道」「報告」あるいは「感情」「同情」といった利用も多いと思われるが、口語・紙媒体・他メディアなどの利用漢字の頻度と異なり、インターネットサイトでは「情報」という単語が圧倒的に多用されていると推測される。
なお同社では特設サイト「FONTPLUS GALLERY」も開設中。FONTPLUS GALLERYでは、さまざまなフォントを自由に設定してサイトを閲覧できるほか、各社サイトのギャラリーも用意されている。
調査概要
- 【調査対象サイト】FONTPLUSを利用する全サイト
- 【調査対象の文字】漢字を除く日本語(ひらがな/カタカナ)・欧文・数字・記号などすべての文字
- 【調査方法】使用頻度の高い文字を集計
- 【調査期間】2021年1月1日~6月30日
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