「メルカリ」で取引される商品価格や流通量の変動を示す「メルカリ物価・数量指数」開発

メルカリ総合研究所とUTEcon、情報の提供で二次流通市場・個人間商取引の研究活動に貢献

フリーマーケットアプリ「メルカリ」を展開するメルカリは、アプリのメルカリで取引される商品の価格や流通量の変動を示す「メルカリ物価・数量指数」を開発した、と5月16日発表した。変動を指数で可視化した。報道関係や消費者行動、マーケティングなどの研究者に情報を提供。消費動向や二次流通市場、個人間商取引の研究活動に役立ててもらう。

メルカリ物価・数量指数は、同社が運営する研究組織のメルカリ総合研究所と、経済コンサルティングサービス事業の東京大学エコノミックコンサルティング(UTEcon)が共同開発した。アプリのメルカリの商品カテゴリごとにメルカリ内の取引価格と流通数量の変動状況を月単位で表す指数。取引数量や価格の急速な変動によって、その時の流行が分かる。

カテゴリについては、例えばレディース→靴→モカシンのような小カテゴリは現時点で質・構成比などの調整が難しいため、上下2.5%の外れ値を除いて平均価格・数量を算出する。中カテゴリ(例ではレディース→靴)と大カテゴリ(同レディース)は、小カテゴリの売り上げ構成比を使った指数を算出する。メルカリ上には1000以上の小カテゴリがある。

レディース ルームウェア/パジャマ メルカリ物価・数量指数推移のイメージ例
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