YouTubeが規約を更新、「子どもの安全に関するポリシー」で未成年のASMR動画など規制

未成年者の出演コンテンツで寝室や浴室での撮影、知らない人との接触、度胸試しも禁じる

YouTubeは「子どもの安全に関するポリシー」を更新し、未成年者や家族を対象としたコンテンツに見せかけながら、①性的なテーマ、②暴力、③わいせつなテーマなど未成年者の視聴者にふさわしくないテーマ――が含まれるものは認めない、とヘルプセンターの「YouTubeのポリシー」で6月7日までに公開した。タイトル、説明、タグ、視聴者設定とコンテンツの対象視聴者の一致を求めている。

家族向けコンテンツのように見せかけるコンテンツはほかに、④未成年を対象とした家族向けのアニメでありながら、成人向けまたは年齢不相応なテーマ(暴力、性行為、死、薬物など)が含まれているものも挙げた。ポリシーは、動画、動画の説明、コメント、ストーリー、コミュニティ投稿、ライブ配信、再生リストに適用する。コンテンツ内の外部リンクやクリック可能なURL、動画内で口頭で外部サイトに誘導する形式も含まれる。

未成年者が出演するコンテンツでは、寝室や浴室などプライベートな場所で撮影したものの投稿を禁じた。未成年者が知らない人と接触を試みたり、度胸試しや挑戦をオンラインで行ったり、成人向けの話題を論じるものも禁じる。未成年者への不適切な注目を喚起する活動も例示し、体の不自然な捻じ曲げやASMR(聴覚や視覚への刺激によって得られる心地よい反応や感覚を楽しむ動画)を披露するものを投稿しないよう求めている。

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