マイクロアドが東京証券取引所グロース市場に上場、初値は公募・売り出し価格下回る

2022年9月期は大幅な増益を予想、社長は「中長期で応援してもらえる会社を目指す」

データプラットフォーム事業のマイクロアドは、東京証券取引所グロース市場(高い成長可能性がある新興企業向け市場)に6月29日に上場した、と同日発表した。初値は1290円で、公募・売り出し価格の1410円を8.5%下回った。同日の高値は1308円、安値は1201円、終値は1203円だった。

マイクロアドはデータソリューション、デジタルサイネージ、海外コンサルティングの各サービスを展開している。2020年9月期は売上高109億1700万円、営業利益2億5400万円、経常利益2億5800万円。2021年9月期は売上高116億7100万円、営業利益1億8600万円、経常利益1億5300万円だった。

2022年9月期は、3月までで売上高61億2200万円、営業利益4億3100万円、経常利益3億9500万円。9月期の予想は売上高122億2800万円、営業利益5億6400万円、経常利益5億1000万円と、大幅な増益を見込む。渡辺健太郎社長は「中長期で応援してもらえる会社を目指す」とコメントしている。

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