Z世代の約4割が「スマホのみで業務用の資料を作成する」と回答。Y世代・X世代の働き方と比較【アデコ調べ】
ジェネレーションギャップあり? X世代・Y世代・Z世代の仕事観や働き方を比較。
9/10 8:10 調査/リサーチ/統計 | 調査データ
Adecco Groupの日本法人であるアデコは、X世代・Y世代・Z世代※の働き方や仕事に対する考え方についての比較調査を実施した。20代~50代の男女2,050人が回答している。
※X世代・Y世代・Z世代:調査実施時点で45歳~59歳(1965年から1979年の間に生まれた世代)を「X世代」、29歳~44歳(1980年から1995年の間に生まれた世代)を「Y世代(ミレニアル世代)」、18歳~28歳(1996年から2012年の間に生まれた世代)を「Z世代」と定義。
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Z世代の約4割が「スマホのみで業務用の資料を作成する」
まず、勤務先からPCやスマホを貸与されているかどうかを聞くと、全体では29.8%が「PCとスマホどちらも貸与されている」、36.0%が「PCのみ貸与されている」と回答した。一方で、「PCとスマホどちらも貸与されていない」と答えた回答者は30.4%となった。
PCとスマホの両方、もしくはスマホのみを貸与されていると回答した人に対し、「スマホのみで業務用の資料を作成することがあるか」を聞いたところ、Z世代では37.7%が「ある」と回答。この割合はY世代・X世代と年代が上がるごとに低くなる傾向だった。
また、スマホのみを使って業務用の資料を作成する頻度においてもZ世代が最も高く、16.6%の人が「ほぼ毎日」と回答した。
Z世代の約2割が「ほぼ毎日仕事で生成AIを使う」と回答
続いて、業務で生成AIを使用することを許可されているかを聞くと、全体では29.1%が「許可されている」、33.2%が「許可されていない」、37.7%が「わからない」と答えており、生成AIの使用に関する方針を定められていない企業も多いことがわかった。
また、業務で生成AIを使用することを許可されていると答えた人に対し、使用頻度を聞いたところ、最も頻度が高かったのはZ世代で、20.2%が「ほぼ毎日使用している」と回答した。この割合はY世代においては13.5%、X世代においては9.4%と減っていき、若年層との差があることがわかった。
調査概要
- 【調査対象】日本全国の勤続1年以上の会社員および公務員・団体職員
- 【サンプル数】20代~50代の男女2,050人(各年齢男女25人ずつ)(X世代:750人、Y世代:800人、Z世代:500人)
- 【調査方法】インターネット調査
- 【実施時期】2024年6月27日~28日
- 【調査実施会社】楽天インサイト
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