G7広島サミット開催、Z世代は「世界平和」をどう考える? Y世代より強い関心・高い意識【FinT調べ】

Z世代・Y世代・X世代の3世代で、それぞれに傾向差あり。Z世代はY世代よりむしろX世代に近い?

2023年5月19日~21日にかけてG7広島サミットが開催された。フランス、アメリカ、イギリス、ドイツ、日本、イタリア、カナダの7か国とEUの首脳が参加し国際情勢について議論。今回はウクライナのゼレンスキー大統領が電撃参加し、原爆慰霊碑への献花、岸田総理との首脳会談も行いおおいに注目を集めた。

これに先立ちFinTは5月11日に、Z世代に世界平和やG7を身近に感じてもらうイベント「Think for Lasting Peace with Generation Z」を開催。歌手のAI氏とFinT代表取締役の大槻祐依氏がトークセッションを行った他、Z世代350人、Y世代350人、X世代350人(計1,050人)を対象に実施した「世界平和に関する意識調査」の結果を公開した。

「SNS」で情報収集していることが、Z世代の平和への認識にも影響?

この調査ではZ世代(1996年~2015年生まれ)、Y世代(1980年~1995年生まれ)、X世代(1965年~1979年生まれ)の3世代を比較している。まず「G7広島サミットのことを知っていますか?」と聞くと、Z世代が55.7%、Y世代が44.3%、X世代が69.1%と、Y世代よりZ世代のほうが高かった。

「ウクライナ情勢に関心はありますか?」では、Z世代が63.5%、Y世代が49.6%、X世代が55.1%と、Z世代が最も高い。

「ふだんの情報収集はどのように行っていますか?」では、Z世代は「SNS」が、X世代では「ニュースサイト」が他に比べて高い傾向が見られる。

一方でZ世代は「自身の精神安定のためにニュースを意識的に避けたことがありますか?」という質問に対し、Y世代やX世代に比べ高い。ある意味デジタルネイティブらしい“取捨選択”を行っているとも言える。

「平和のためにやるべきことはなんだと思いますか?」と聞くと、Z世代は「違いを受け入れる」「多様性について学ぶ」が比較的高かった。

調査概要

  • 【調査対象】Z世代(1996年~2015年生まれ)、Y世代(1980年~1995年生まれ)、X世代(1965年~1979年生まれ)の3世代
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査時期】2023年4月24日~25日
  • 【有効回答数】計1,050人(Z世代350人、Y世代350人、X世代350人)
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