中国で行われたネット通販の買い物の祭典「独身の日」(W11、ダブルイレブン)で、中国のECプラットフォーム最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)の2021年における取扱高(GMV)は、前年比8.5%増の5403億人民元で過去最高を記録した。
1元=17.5円で換算すると取扱高は9兆4552億円。キャンペーン期間は11月1日から11日までの11日間。
2021年の「天猫ダブルイレブン・ショッピングフェスティバル」には29万ブランドが参加。9億人超の消費者に向けて、1400万種以上の割引商品を展開したという。
2021年も2021年の運用方法を踏襲。11月1日から3日までの3日間を第1弾キャンペーンとして展開してその期間内の受注は3日までに、第2弾は11月11日に決済した。
2020年に行われた「独身の日」(W11、ダブルイレブン)キャンペーンでは、アリババグループと、「JD.com」運営の直販EC最大手「JD.com」を運営する京東集団の2社合計の2020年の取扱高(GMV)は、前年比62.8%増の7697億元。当時のレート1元15.6円で換算すると日本円ベースは約12兆円。
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アリババグループと「JD.com」を運営する京東集団の「独身の日」における取扱高推移(画像は公開資料、提供情報を元に編集部が作成)
アリババグループの取扱高は、過去最高となる4982億人民元。伸び率は前年比85.6%増。1元15.6円で換算すると日本円ベースは7兆7719億円となる。
京東の取扱高は、2715億人民元で前年比32.8%増。1元15.6円で換算すると日本円ベースは4兆2354億円。
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オリジナル記事:アリババ「独身の日」の取扱高は約9.5兆円、過去最高を記録
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