有名サイト、かってに解析!

京セラのサイトをエキスパートチェック

京セラのサイトをエキスパートチェック

前回と重複するが、「Yahoo! JAPAN」でも「Google」でも「太陽光発電」と検索すると、京セラの「住宅用太陽光発電システム」のサイトは検索結果ページ(図2)の1ページ目の下の方に表示されている。メーカー系ではシャープ、三菱電機に次いで3番目に表示されている。これをクリックして京セラの「住宅用太陽光発電システム」のサイト(前ページの図1)へ移動することになる。

図2:Google検索で「太陽光発電」と検索した画面
図2:Google検索で「太陽光発電」と検索した画面

まずは費用をおおざっぱに把握したいが…

それでは京セラの「住宅用太陽光発電システム」のサイトを歩いてみよう。今回のシナリオの最初の目的「導入した場合の費用を大雑把に把握する」に対応するコンテンツとしては、トップページのメインビジュアルの「価格帯はどのくらい?」がピッタリなように見えるので、さっそくそのボタンをクリックすると、図3へ飛ぶことになる。

図3:「価格帯はどのくらい?」のページ
図3:「価格帯はどのくらい?」のページ

価格例としては100万円、200万円、300万円という3つのパターンを提示して自分の予算感に合わせて選択できるのでわかりやすい(赤枠で囲んだ部分)。それに加えてそれぞれ太陽光パネルの設置面積の目安なども対応して表示されていると、それだけで全体像をもっとよくイメージしやすくなるのではないかと感じた。

このページの左上には、「展示場で実物を見る」「お問合せ・販売窓口」「簡単お見積り」という3つのボタンが配置され(緑枠で囲んだ部分)、ユーザーが行動を起こしやすいような作りになっている。またその下にあるローカルナビゲーションがあることで、現在見ているページの位置がわかりやすくなっている。

200万円のケースをよりくわしく見てみよう

ここでは約200万円のケースの「費用詳細」のリンクをクリックして進んでみよう。「費用詳細」をクリックすると、図4の画面が新しいウィンドウで表示される。

図4:「費用詳細」のページ
図4:「費用詳細」のページ

ここで表示される費用は、工事費を除いた太陽電池モジュールと付随する機器の希望小売価格である。そのため全体の費用感まではわからない。そして太陽電池モジュールの使用枚数は16枚であることが書いているのだが、結局それがそのくらいの設置面積になるのかというのは、依然としてわからないので、自宅の屋根の広さのどのくらいの割合になるのかといったイメージも湧かない。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

MR
「MR」はMixed Realityの略。「複合現実」の意味で、現実世界の風景上 ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]