衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

Googleアナリティクスの導入から、運用、活用まで、正式なサポートがない初めての人でもゼロから学んでいけるように、丁寧に解説していく。

Googleアナリティクスとは/衣袋教授のGoogleアナリティクス入門講座

「リピートの回数」を理解する[第16回]

リピートの回数がどのようにカウントされているかを解説しよう。

ページ

今回と次回の2回にわたって取り上げるのは、リピートに関する2つの指標、「リピートの回数」と「リピートの間隔」だ。言葉だけからでは、その意味するところが少々想像しにくい指標である。

まずは、「リピートの回数」の方から、実際にGoogleアナリティクスでどのようなレポートとして表示されるのかを見るところから解説を始めよう(「リピートの間隔」については次回に解説する)。

「リピートの回数」を確認できるGoogleアナリティクスのレポート

「リピートの回数」は、ユーザー系のレポートで見ることができる。

操作手順
  1. ページ上部のオレンジ色のメインメニューで[標準レポート]をクリックする。
  2. 画面の左側にあるメニューで、[ユーザー]をクリックする。
  3. メニューが開くので、[ユーザーの行動]をクリックし、開いたメニューから[リピートの回数や間隔]をクリックする(図1赤枠部分)。

これで、「リピートの回数や間隔」というページが表示される(図1)。このページの「パフォーマンス」というタブに、「リピートの回数」と「リピートの間隔」というリンクが用意されており、デフォルトでは「リピートの回数」が選択されている(図1青枠部分)。

図1:「ユーザー > ユーザーの行動 > リピートの回数や間隔」メニュー
図1:「ユーザー > ユーザーの行動 > リピートの回数や間隔」メニュー

「リピートの回数」のレポート部分は、以下のようになっている(図2)。

図2:[ユーザー]>[ユーザーの行動]>[リピートの回数や間隔]レポートの「リピートの回数」
図2:[ユーザー]>[ユーザーの行動]>[リピートの回数や間隔]レポートの「リピートの回数」

「リピートの回数」のレポートは、図2のように「リピートの回数」分布を示している。左の1列が「リピートの回数」を表しており、1回から8回までがそれぞれ1行ずつ、9回以降は複数の回数がグルーピングされて分布が表示されている。

では、ここで示される「リピートの回数」とは、具体的にはどんな意味で、このレポートはどう読めばいいのだろうか?

筆者の『ユニバーサルアナリティクス版Googleアナリティクス完全マニュアル(PDF)』が発行されました。

筆者が講義を行うGoogle アナリティクス徹底講座も、定期的に開催しています。 → Google アナリティクス ゼミナール

ページ

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

人気記事トップ10(過去7日間)

今日の用語

リファラー
ブラウザがWebサーバーに送信する情報(アクセスログ)のひとつで、ユーザーがリン ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]