ついに始まったグーグルのスピードアップデートの影響は……無風?
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ついに始まったグーグルのスピードアップデートの影響は……無風?
目立った変動なし (Search Engine Roundtable) 海外情報
グーグルの「スピード アップデート」が先週初めに開始された。金谷氏が週末に次のようにツイッターで投稿していたが、あなたの管理サイトに何らかの変動は発生しただろうか?
3連休だし Speed Update の影響をじっくり調べるいい機会ですよね。PSI で遅いページを調べて Search Console の検索パフォーマンス レポートでそのページの順位を見る。反映まだかもですが。
— 金谷 武明 Takeaki Kanaya (@jumpingknee) 2018年7月14日
でも僕のことフォローしてるような方は普段から意識されてるので多分何も出てこないと思いますが(笑)。
どうやら、スピード アップデートによる順位変動は「無風」に近い状況のようだ。
Search Engine Roundtableは、さまざまな順位チェックツールで目立った変動は観測されていないと報じている。
手前味噌で申し訳ないが、筆者が所属する会社が提供するツールでも普段とは異なるような変動は見られない。
「ものすごく遅いサイト(ページ)だけが影響を受ける」というグーグルの説明は本当だったのだろう。とはいえ、速度改善に取り組む必要がこれ以上ないわけではないことは肝に銘じておきたい。
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Search Console APIで最大2万5000行のデータが取得可能に
従来の5倍! (Google Webmasters on Twitter) 海外情報
Search Console API を利用すると、検索アナリティクスのデータを取得できる。1回のリクエストで取得できるデータの行数が5,000から25,000に拡大された。
Are you using the Search Console Search Analytics API ⚙️? We recently increased the max results/request to 25k and put together a guide for getting all your site's data. Check it out & play with some code!https://t.co/cEZewKW32i
— Google Webmasters (@googlewmc) 2018年7月13日
APIを使って独自ツールを利用している人にとっては、効率化が計れる改良だ。これからAPIを使おうと考えている人はドキュメントを参照してほしい。
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MFIに切り替わったら、PC版Googlebotは引退してしまうの?
Fetch as Googleでも引き続き利用可能 (Google Webmaster Central office-hours) 海外情報
モバイル ファースト インデックスに移行したら、Search ConsoleのFetch as Googleによる検証はモバイル版Googlebotだけになってしまうのだろうか?
そういうことはないようだ。
グーグルのジョン・ミューラー氏は次のようにコメントしている。
90%のサイトがモバイル ファースト インデックスに移行したとしても、PC 版GooglebotでのFetch as Googleをすぐになくすつもりはない。PC向けページをGooglebotがどのように見ているかを調べることは依然として役に立つ。
今後はモバイル向けページがインデックスされるようになるとは言え、PC向けページをまったく見なくなるわけではない。PC版GooglebotがPC向けページをきちんとクロールすることには意味が残されている。副次的な情報をPC向けページから取得する必要がある場合もある。特に、別々のURL構成のモバイルサイトにおいて、モバイル向けページとそれに対応するPC向けページがどのようになっているかを把握することは今後も重要だ。
モバイル ファースト インデックスに切り替わっても、PC向けGooglebotが引退することはないし、Fetch as Googleでも引き続き検証できる。
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グーグル マイビジネスの投稿から顧客が直接電話をかけられるように
電話直接話すことが必要なサービスに役立ちそう (Sterling Sky Inc) 海外情報
グーグル マイビジネスの投稿機能に「今すぐ電話」ボタンのオプションが付いた。レストランの予約のように直接話すことが大切なサービスに使えそうだ。
電話番号はその都度自由に設定できるわけではなく、グーグル マイビジネスに登録しているメインの電話番号が自動的に設定される。
電話をかけ終わったあとには、評価をユーザーは書き込めるそうだ。良いコメントがもらえるような電話対応を心がけたい。
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MSエバンジェリストが語るPWAのすべて
これからPWAを始める人に最適 (monoe's blog) 国内情報
日本マイクロソフトのテクニカルエバンジェリスト、物江修 氏がPWA(プログレッシブ ウェブ アプリ)に関して講演した内容をブログ記事にまとめている。
PWAとは何か?のわかりやすい導入から始まり、PWAのメリットや特徴、PWAでできることを非常に明確に説明している。技術的なことにも突っ込み、実装のためのコードの例も提供しているので開発者にはありがたいはずだ。
PWAに興味はあるがまだ始めていないというウェブ担当者と開発者に特に役立つ解説記事だ。
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- 特に、PWAに興味を持ち始めた人にうってつけ
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アドワーズのランディングページにもスピード評価が!
グーグルは全方位で高速化を推進中 (Google Ads) 海外情報
アドワーズ広告のランディングページに表示速度の指標が追加された。
「Mobile Speed Score(モバイル スピード スコア)」という名前だ。10段階で評価され、1が非常に遅いページで、10はとても速いページだ。モバイル ページ スコアは複数の要因で点数付けされ、表示速度とコンバージョンの見込みとの関係性も加味されているとのことである(つまり単に速いか遅いかだけではないようだ)。
つい先日、モバイル検索でスピードアップデートが導入された。オーガニック検索からであろうが広告からであろうが、モバイルユーザーが素早い表示を求めているのは同じだ。サイトの高速化には最優先で取り組みたい。
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海外SEO情報ブログの
掲載記事からピックアップ
AMPと求人情報に関する記事を今週はピックアップ。
- WordPressブログをAMP対応させる公式プラグインのバージョン1.0ベータ版が公開。“ネイティブAMP”が実現
プラグインをインストールするだけであなたのサイトが完全AMP化!
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- Indexing APIは求人情報だけに利用され他エリアへの展開予定なし。普通のページに実装してもメリットなし
求人検索が未導入の日本では使えない
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