CookieでパーソナライズするページをGooglebotが見るとコンテンツはどうなるのか?
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CookieでパーソナライズするページをGooglebotが見るとコンテンツはどうなるのか?
Cookieを保持しないので新規ユーザー (John on Twitter) 海外情報
繰り返し訪問するユーザーにパーソナライズしたコンテンツを提供するためにCookieを利用しているサイトは多い。では、そうしたサイトにGooglebotが訪問したときはどうなるのだろうか? Googlebotも繰り返し繰り返しサイトにアクセスする。Googlebot向けにパーソナライズできるのだろうか?
答えはシンプルで、常に新規ユーザーの扱いになる。GooglebotはCookieを通常は保持しないからだ(例外がないわけではないが)。
となると、次のような不安を覚える人もいるだろう。
Googlebotとユーザーに異なるコンテンツを見せるのでクローキングになってしまうのではないか?
心配いらない。新規ユーザーとGooglebotに同じコンテンツを見せている限りはクローキングにはならない。
- ホントにSEOを極めたい人だけ
リッチリザルトに関するよくある質問×10
グーグルからの公式回答 (Google ウェブマスター向け公式ブログ [JA]) 国内情報
リッチリザルトとSearch Consoleに関するよくある質問をグーグルのウェブマスター向け公式ブログが掲載した。
取り上げている質問は次の10個だ。それぞれの回答は元記事で確認してほしい。
- サイトに構造化データを実装すると、競合他社のサイトよりも上位にランキングされますか?
- e コマースのカテゴリページで使用するのにおすすめの構造化データはどれですか?
- 構造化データにはどのくらいの量のコンテンツを含めればよいですか?その量に上限はありますか?
- 「よくある質問」のクリック数と表示回数は、正確には何に基づいていますか?
- クチコミのホストサイトが作成したクチコミがリッチリザルトに表示されることはありますか?
- Google では使用されないスキーマタイプがありますが、それらも使用すべきなのはなぜですか?
- 検索で、これまでに表示されたリッチリザルトが表示されない場合があるのはなぜですか?
- 動的に生成された構造化データを確認するにはどうすればよいですか?
- WordPress で構造化データを追加するにはどうすればよいですか?
- 構造化データ テストツールのサポート終了に伴い、リッチリザルト テストは Google 検索でサポートされない構造化データをサポートするようになりますか?
このよくある質問は、もともと「リッチリザルトとSearch Console」をテーマにした Webmaster Conference Lightning Talks でライブチャットとして寄せられたが回答しきれなかったものだ。
それ以外の情報も動画で確認できるので、興味がある人は元の動画も参考にしてほしい(日本語字幕あり)。
- 構造化データがんばってる人用(ふつうの人も気にしたい)
とっても簡単、サイトマップからURL一覧を瞬時に取得する方法
プログラム知識不要 (Steph Whatley on Twitter) 海外情報
グーグルドライブのスプレッドシートを利用して、サイトマップに記述されているURLをリスト取得する関数をツイッターで共有してくれた人がいる。
次の関数をセルに追加するだけでいい。
=IMPORTXML("https://example.com/sitemap.xml", "//*[local-name() ='url']/*[local-name() ='loc']")
サイトマップに記述されているURLをいっきに取得してくれる。
プログラムの知識はまったく不要だ。URL一覧を取得したいときに利用するといい。
- SEOがんばってる人用(ふつうの人は気にしなくていい)
セキュリティ問題の誤検出報告ボタンをグーグルがお試し提供
まずは英語から開始 (Google Webmasters on Twitter) 海外情報
ハッキングやマルウェア感染などのセキュリティの問題をグーグルが検出したサイトには、Search Console経由でグーグルから警告が届く。すみやかな対処が必要なのだが、実際には問題ないのにセキュリティの問題があるとグーグルが誤検出することがまれにある。
こうしたケースではサイト管理者は対処のしようがなく戸惑ってしまう。そこで、誤検出に違いないと思われる場合に報告する機能を、グーグルは提供するそうだ。該当する場合には、セキュリティの問題を説明するヘルプページに専用のボタンが出現するとのことだ。
The best way to resolve security issues is to first consult Search Console’s help pages: https://t.co/R2WVO2HhnP
— Google Webmasters (@googlewmc) August 26, 2020
But now, we’re also providing a “Report a Security Issue” button to these pages, for site owners to report potential false positives or to request a re-review. pic.twitter.com/PTLaUszjIh
まず、英語のヘルプページで試験運用が始まる。うまく機能することがわかったら、ほかの言語にも展開するとのことである。
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グーグルアナリティクスの日本語版コミュニティが開設
GAで困ったときはここで解決 (アナリティクス Community) 国内情報
グーグル アナリティクスの日本語版コミュニティが公式ヘルプフォーラムとして公開された。
グーグル アナリティクスの日本語の公式ヘルプフォーラムは数年前に閉鎖されてしまい、英語版など提供されているほかの言語のフォーラムを利用するしかなかった。日本語で質問できるようになったのはありがたい(とはいえ、試験運用なのでいつまで継続されるかは不明だが)。
グーグル アナリティクスは技術的に高度な設定が多いし、トラブルに出くわすことも少なくないはずだ。困ったときはコミュニティを頼るといい。グーグル アナリティクスのエキスパートがあなたの問題解決を手助けしてくれる。
もしあなたがグーグル アナリティクスに精通しているなら、質問者を助けてあげよう。ほかのユーザーの問題解決に多大に貢献するとグーグル公式のプロダクトエキスパートに任命される。
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大変動の原因となったインデックス障害とWordPressのサイトマップ機能の無効化についての記事をピックアップ。
- 2020年8月11日のGoogle大変動はインデックス障害が原因、コアアップデートではない
前回スルーした事件の詳細
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- WordPress 5.5に実装されたネイティブ サイトマップ機能を無効化する方法
サイトマップ作成プラグインを使うなら無効化したほうがいい
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