Kaizen PlatformとNTTアドが業務・資本提携、NTTアドが約5億円の第三者割当増資引き受け

モバイル動画を活用したマーケティングソリューション提供が目的、共同出資会社も視野に

ウェブサイト改善ツールを展開するKaizen Platformと、NTTが100%出資する広告会社のNTTアドは、業務・資本提携に合意した、と1月30日発表した。モバイル動画を活用したマーケティングソリューションの提供などを目的にする。NTTアドがKaizen Platformから約5億円の第三者割当増資を引き受けるとともに、両社の強みを合わせる。

大容量データの高速通信が可能な次世代モバイル通信「5G」が2020年の商用化を予定することが背景。モバイルサイトのUX(ユーザーエクスペリエンス)=ユーザー体験=ソリューションの提供、プラットフォーム開発も進める。各ユーザーにパーソナライズした動画を迅速に大量制作し、広告運用業務にスムーズにつなげる環境を整備する。

 

Kaizen Platformは、企業の事業成長に応じてクラウド上で改善チームを提供するサービス「Kaizen Platform」や、動画制作物を分析してスピーディーに改善していくサービス「Kaizen Ad」を展開。300社以上が導入している。両社は共同出資会社の設立も視野に入れ、それぞれの技術・ノウハウを生かした新ビジネスモデルを検討する。

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